月曜日に「唐招提寺展」を見に国立博物館へ。
10時過ぎだったんだけど、上野駅を降りるとなんだかいやな予感。
おばちゃんたちが、ぞろぞろ同じ方向へ歩いてます。予想通り、目的地も同じでひたすら混んでました。音声ガイドも人気があるみたい。そのためか、ゆっくりとした流れでした。人気あるんでしょうね。
障壁画とかは、あれだけ人が多いと、現実感が薄まるのがもったいない。本当は没入感たっぷりなんでしょうに。
仏像はさすがです。フォーメーションの組みっぷりとかも楽しい。ぐるっと後ろまで見れるから、姿勢とか重心バランスなどについても興味深い。
鑑真像は、失礼ながらヴェンダースの写真の方が、いきいきしているようです。というかケースに入れられて苦しそう、かわいそう。
以上は展示について。
でも「仏像のひみつ」とか、同時開催の写真展とかも素晴らしい。特に前者はもっと宣伝されてよい出来です。そういうコンテンツは再現することなく解体されてしまうのなら、もったいない。もっとアーカイブとしての取り組みを期待したい。
うーん、日曜日までの開催。
人の少ない時間を狙って、また行こう。