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泣いても変わらず

朝から近所の子供がなにやら泣き叫んでいた。軽く近所迷惑な気分を自分のアパートや向かいのマンションを含めて周囲数百メートルで味わっているかと思うと感慨深く、ってことはなく窓から外を見てみると...

小学生が二人。兄に言語不明瞭な罵声を浴びせながら、それでも足りない分をまとはずれなパンチやけりに変えてくる弟と、どう扱ったらいいものか、と攻撃をかわし続ける兄。それでも時間だから登校しなければならないから、二人ともランドセルを背負って角を曲がって視界から消えていく。何だよそれ。

日ごろ、近所の子供たちと遊んでいるのを見ても彼がもっとも幼い。サッカーなんかしてさかんに遊んでいるけれど、不完全燃焼できないその子はいつも不満げな様子だった。こうしたい、という意見もまず通らない。小さい子に特別ルールを与えて面白くする、とかの発想はないらしい。

そんな繰り返しで、この子はどんな風に育っていくのだろう、と余計なことを考えてしまう。別に思いやりだけが大切だとは思わないが、成長してから自分でどうにか取り戻せる、としてもその時間はなくても良かったものではないか、とも言えるはずだ。理想も方針もなくていいが、つらそうな泣き方だった(からエントリしちゃう)。

がんばれ、弟くん。

おまけ:
君も悪いがたぶん兄も悪いんだろう。たぶん家族も。この先も同じようなことが宿題みたいにつもっていって(解消していかなければ)ずっと続くんだと思うよ。何があったのかは知らないけどさ。

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2006年03月08日 07:41に投稿されたエントリーのページです。

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