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AつきBじゃなくて、AとB、っていうかC

CNet JAPANにて「スマートカード機能を持つRFIDタグ内蔵のUSBメモリ登場」という記事を読んだ。

タイトル通りの新製品を扱った内容なのだが、こういう「AつきB」または「BつきA」というのは、これからも増えていくだろう。レンズつきフィルム、カメラ(GPS)つき携帯電話...温泉つきマンション?組合せの可能性は広く、売れる組合せを見つけだすのは(売っていくことはさらに)難しいけれど。

先日suzukiyaで書いたこの記事「Fax?その2」ではSHARPが発売するカメラ付きのL.モード機(製品情報@SHARP)の話を取り上げた。同じくこちらの記事「迷子札は迷子を発明するか」でとりあげたWozの発明品は、つまり迷子札のような電子名札である。これをつければなんでも「名札つき」になる。今回のRFIDつきUSBメモリと同じ発想だ。

登場時は目新しいものも、普及が進むと当たり前の存在になる。「写メール」「ウォークマン」のように新しいラベリングが行なわれたり、名称は同じでも語義が変化したりしていていく。慣れてしまえばそれが一つの単位となり、組合せ要素であるAやBになっていくことになる。

世界は複雑である。わたしの存在も様々な組合せの微妙なバランスの上に成り立っているし。

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2003年07月28日 09:49に投稿されたエントリーのページです。

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