« エージェント小泉! | メイン | たてよこ »

OOV

未知語はOpen Vocabulary以外に"OOV(Out-Of-Vocabulary)"ともいうらしい。

「未知」を以下のように二つのレベルに考えると、後者にあたるってことか。「辞書の外(辞書にない)」わけだから。わかりやすい。

a. 判読できない(単語の切り出し)
b. 辞書項目にない(単語として知らない)

今日始めて知ったこの "OOV" という単語は僕にとってOOVであった、となる。ちがう使い方がなければだが、これからはOOVではなくなる。

既知語と未知語はどれぐらいのバランスなのだろうか。語彙量が豊富なだけでなく、知らない語彙にどう接するか。辞書がつねに手近にあることはまれだし、想像によって語義を仮定することも少なくない。新語をつくるプロセスと、未知語理解のプロセスは案外重なっていると、個人的には考える。いずれにしろ、ある表現である概念を捕まえようとしても、名づけえぬものは消えることは無いのだから。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://s26k.jp/mt/mt-tb.cgi/20

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2003年08月02日 19:37に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「エージェント小泉!」です。

次の投稿は「たてよこ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34