デジタル(コピー、編集が劣化せずに可能)技術が広がると、自分みたいな実際のピアノを引ける人の価値が逆説的にあがることになる。みたいなことを、坂本龍一氏が言っていたような記憶がある。
Going My Way「世界で1つだけであるということの価値」音楽がデジタル化されていくと、一つ一つの曲のデータは自分のコンサートにお客を呼ぶ為の販促品みたいなものになる可能性もありそう。
生演奏が上手でないアーティストには耳の痛い話かも。世界で1つだけのもの、1度きりのものは思っている以上に実は価値があるもかもしれない。
人は、コストが下がりすぎると、高いものに興味をもっちゃうという風に解釈できないだろうか。あきちゃうっていうか、差別化というか。それをくりかえすと、いわゆる生活が豊かになる、みたいな。仮説というかおもいつきにすぎませんけど。