「人はあの冷たく滑かなものを口中に含むとき、あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。」
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』
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「人はあの冷たく滑かなものを口中に含むとき、あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ、ほんとうはそう旨くない羊羹でも、味に異様な深みが添わるように思う。」
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』
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