そろそろ確定申告の季節がやってきます。
国税庁では、今年も確定申告特集ページを用意していて、確定申告書等作成コーナーを利用することでいくら戻って来るのかなど知ることができます。
時間で働く塾講師としてはずいぶんもらっている方だと思います。戻ってくるお金はプレゼントではなく、文字通り「戻ってきた」だけなので、散財しないように気をつけましょう。
ところで、「カクテーシンコク」って記号みたいに聞こえますが、所得税の確定申告について言えば、「税金を納めるためにその年のいろんな種類の所得をまとめて(「確定」)して「申告」すること」からきているようです。多くの個人は給与や賞与による所得が中心ですが、不動産や株などによる収入(不動産所得や配当所得と呼ばれる)がある人はそっちも計算する必要がある、と。ほぼ同じ期間に消費税や贈与税などについても同様に確定申告が行なわれます。
定義や計算方法がいろいろあって面倒にも感じるのですが、わかってくるとすっきりします。
国税庁に限りませんが社会の仕組みについて、納税者に上手に説明(宣伝、教育、広報)する必要性を感じます。自分のことを振り返ってみても、高校生や大学生で「アルバイト」に興味を持ったり始めてみたりする時期に、どれだけ仕組みを理解しているのか怪しいものです。企業や家族など経済面での社会の成り立ちについて、考えたりするよい機会だと思いますし、そこらへんで努力しておかないとやはり納税に対する意識は下がることになるでしょうね。
って、授業ではそんなことも学ばないのか...orz...もったいないのかも。