NASA TV でDiscovery号の修復作業を見ました。
画像も音声も質はよくないけれど、「現場から中継です」って感じが伝わってくる。衛星中継だと思えばいいんだけど、写されているものが宇宙空間での出来事だから、じっと見入ってしまいます。
作業自体は順調に終わりましたが、それよりもその前後の確認作業とか撤収作業とかが大変そうでした。地上の管制官と、次にどうするかを決めながら進めていきます。勝手な判断はひとつもなく、当然ですが時間がかかります。問題の箇所まで宇宙飛行士を動かすのも、終わって戻るためにいろいろと部品類を片付けるのも、同じように大切です。
直後の記者会見でも言ってましたが、チーム全体が今回のような困難に対して協力して取り組んでいる様子がうかがえます。そうやって暗黙知とか積んでいくんでしょうね。