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どこにどれだけ踏み込むか

どちらかといえば深夜と呼べる時間に起き出して勉強の続きをするのが気持ちがよいこの数日です。邪魔も入らず頭もすっきりしてるし、まだ外が暗いうちは時間の流れをとりあえず無視できるなど、状況が安定しているのがよいのかもしれません。

原付免許のテキストとかも進んでいます。みんながどんな規則を頭に入れて走っているのか、という前提にあるものが見えるようになってきました。英語で言えば文の構造を捉えられるようになってきた感じでしょうか。思想というと大げさですが、原則と例外の組み合わせ方とか。ただし交通標識とか数字類を覚えるのは最後まで面倒かもしれません。

それにしてもこつこつ勉強を継続するには環境整備がやはり大切です。飽きたらほかの事にスイッチしたり、それでもだめなら環境ごと移動したり、散歩をはさんだり。いまは何かを身につけること以上に何かに取り組み続けることがたぶん大事な時期なので、あきらめないように自分をコントロールしているわけです。

本当ならば同じことをぐっと集中して何時間でも突き進め、ってところなんでしょうね。でもまだ無理っぽい。エンジンがかかってくれば自然とそうなることは経験上わかっているのでその段階までじわじわとにじり寄っている段階です。それにあんまり同じことばっかりやってると視野が狭くなったり手段が目的化しちゃったりするからか、定着が悪くなります。そんな時はちょっとずつ復習の機会を設けてやっていることが重なるようにしながら、回数をこなしていくと効果的です。ローリングスタートみたいな。

おまけ:
というのをひとりでやりとおせるのが大変だったりするから、お金を払って授業や環境や動機を手に入れるわけですね。うまくいけばロケットスタートってこともありますし。なのでハローワークみたいに学びのカウンセリングみたいな職業というかサービスが普及してくるのではないかとは思っています。

もちろん塾への入会を迷う親へのカウンセリング(というよりはセールス的な面がつよいけど)、福祉対策目的も含めた生涯学習、労働者のためのキャリア形成いう文脈ではすでにあります。とくに最後のは転職・就職サービスが自己診断とか相談会とかの付加価値をつけようとがんばっていたり、といったところでしょうか。

でもそれだと取り残されてしまうであろう、悩める中高生とかもう少し上の大学生とかの情報にまどわされがちな人たちを相手にしたら、より社会に貢献できるものが作れるのではないかなと考えています。本来そこらへんを担当してきた家庭や仲間ってのがそれぞれ忙しくて成立しづらい時代には特に。

(と、ここまで書いた時点で冷静に読み直してみると、このような文章には「どこかでメンターが欲しいとか思っている自分」が出ていて少し恥ずかしい気もします。というか昔の自分や今の自分に対して、ああすればよかったのではないかとかこうすればうまくいくのではないかなどと頭でっかちになってしまうわけですね。「気分」とか「感じ」とか多用している時はうわついた気持ちで書いてたりからだろうするし。まあ親や家庭に対する態度が形を変えているのだとも言えますので、この点も今年の課題なわけですが。)

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2006年04月08日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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