今日は春期講習の最終日でした。生徒たちは新しい学校や学年で新しい年度を迎えるわけですが、自分にとっても切り替えの時期です。今年は担当生徒数も大幅に減らして週に一度の勤務となるため、春期講習では自然と「絞った」進め方を意識してみました。
結果としては、授業に疲れすぎてしまうこともなく、時間の流れや状況の細かな変化に目が届くと同時に自分がどう感じているかも観察しながら進めることができました。新たな課題もありましたが興味深い発見もいくつかあり、今回の講習もしっかりと収穫をえることができたようです。
といっても来年の三月まで数十回しか授業の機会はありません。映画や小説のように劇的な変化も期待できませんから、遠くも足元も同時に見ながら進めていくことが肝心です。時間は黙っていても動いている以上、いろいろな要素を織り込みながら(できればそのダイナミクスをしれっと利用しながら)、転がっていきたいところです。
書くまでもありませんが、今年もよい生徒たちに囲まれて幸せです。こんにゃろ。
おまけ:
やはり春は変化の季節なのかな、と思いました。まわりがそんな雰囲気だからというのも手伝ってか、生徒の表情や気配(といっても多くは忙しさからの開放とか気候の変化などに還元できるでしょうが)にも新しい一面を見つけることができます。たとえばつくしや菜の花を見つけて喜ぶのとかにも似ているかもしれません。