8日に出雲から帰ってきて、夕方都内で用事があったのでまた出かけたら次の日も別件があったし、なんだか帰るのが面倒になってしまってカプセルホテルに泊まってみました。値段も控えめだし無線LANが使えるところをケータイで探してチェックイン。割引ありで3500円。
意外にいいですね。ぐーすかいびきがうるさくもなく、風呂とか設備は期待するまでもなく安っぽいんですけども、それがまた独特の雰囲気で。経験としてもよかった。寝台列車と同じように、すっぽりと身体が入るような空間に安心するみたい。なるほど。
空間といえば部屋の模様替えが中途半端なままで止まっています。数日したら光回線が通るので、その前にこの倉庫状態をどうにかしないと。これじゃ宅内工事の人が電話口までたどりつけない(笑)。
本の入った段ボールたちは出張買取をお願いするつもりだけど、事前に処分可能なものを選ぶ過程がまた大変そうで気が重いです(だって雑誌『WIRED JAPAN』全号セットとか捨てられるわけないじゃん)。懐かしさからくる作業中断時間も見積もっておかないときっと終わりません。
月並みな感想ですが、ホテルに泊まるのはそういう日常をすぱっと脱出できるってところに大きなメリットがあるんだと思います。泊まって(止まって)いるんだけど、同時に途中でもあって、時間は粛々と過ぎていく、みたいな特殊な状態ですね。旅行でなくても試験中にひとりだけ顔を見上げては同じように感じたりしますが。そういう特別なところが好きです。