(どちらかといえば先ほどの続き)
ネットワークとしてのインターネットって、脳や神経に例えられるほど、速度や緻密さなどの面ではずいぶん対抗というか似てきている。でも、まだまだ「これで満足」とは感じられない。世界中をつなげる中継専門のやつは能力も値段もすごいのはわかるが、それに負けないくらい端末ひとつひとつも賢くなっていく方が楽しいというか楽だろう。
(賢くなってはいけないということはないし、ハードの使い方は後からどんどん発明されるし。たとえば今だってウェブとメールで十分、とかいいつつそこでビデオ見てたりする。ウェブとメールのデータをやり取りできるのも自分以外ががんばってくれているからだし。)
で、(最近少しずつ実現しつつあるけれど)PCとか携帯とか区別する意識もなくて、(なかなか実現しないけど)P2Pというか位置や移動の有無を気にせずにグリッド(メッシュネットワーク)を構成しつつ、(まだ未来の話だけど)ジェット気流みたいな階層があって遠くに行くには高速道路や飛行機を使うと速いけど資格の確認と特別料金がかかります...みたいな感じに将来的にはなっていくのか。
最後のイメージは今だとInternet2とかなのかもしれないけれど、ビジネス的にはNGNのそれなのかな。いや全部飲み込んでいくのがNGNなのか。そういう縦の部分と国というか市場や規格などをめぐる横の部分で、この10年ぐらいで調整というか競争していくことになるのだろう。
...という話を書いてみましたが作る人だけじゃなくて使う人がいるわけで、実際にどのように使われているかがイメージできないと説得力がありませんね。