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大根

実験の中止
RFIDタグを利用した実験を予定していたウォルマートだったが、直前に計画を中止した。

たしかに、プライバシーの不安は残る。消費者団体から反発も強い。RFな「ID」なわけですもんね。

IDの帰属先
でも、JRのSUICAは同じ原理で動いてるわけです。ぼくは便利に使ってます。なんで気にしないんだろう。たぶん、自分からの距離感、かもしれない。遠くなるほど、どう使われてるかが気になる。

自分がもつID(記憶、所有) > 利用する商品がもつID(バーコード、商品タグ) > すべての「ヒトとモノ」が識別できるID(一元管理、顧客情報、購買履歴など)

自分のIDは自分で管理できているように思う。ところが、ほかの人や団体が同じ情報や、自分さえ知らない間に記録されていた情報を利用して、こちらの生活に介入してくると、違和感を感じたりするのでは。

とりあえず
家電などの廃棄問題には貢献するかもしれない。家のなかでの探し物が楽になるのも悪くない。ペットに(少くとも首輪に)タグを打ち込むのも、やりかたとしてはアリだと思う。大根とかカミソリの刃が識別できるのは、うれしいかな。

自分のクルマに勝手につけられたタグ、ってこわいよね。やっぱり。

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2003年07月13日 05:45に投稿されたエントリーのページです。

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