« うじゃうじゃ人が | メイン | 雨を抜いて »

携帯なんとか

携帯電話は携帯できる電話だったが、ここまで付加価値が高まると携帯できることのみを軸にして、あたらしい使われ方が出てくるようになる。

ZDNet Japanによるこの記事が伝えるところでは、カメラ付き携帯電話を新規契約後に即解約し携帯用カメラとしてつかう人がいるらしい。

携帯電話普及後、同様に成長してきたデジタル製品としてデジタルカメラがある。その技術力は液晶パネルと同様、カメラ付き携帯電話の開発にも投入され、100万画素を超えるようになった現在では、もはやその画質や機能はデジタルカメラにひけをとらない。購入検討者のために両者を比較する記事も成立する。

いろんなことができるようになった携帯電話にとって電話機能の価値は相対的にさがるようになってくる。メール、ブラウザ、カメラ、スケジュール管理、メモ帳、目覚まし、タイマー、GPS、個人認証、クレジット決済...ここまでもりだくさんになってくると、たしかに携帯電話というより「ケータイ」と呼ぶほうがふさわしい。

その名は「携帯性」という機能を抽出した的確なネーミングだったということでしょうか。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://s26k.jp/mt/mt-tb.cgi/40

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2003年08月12日 05:48に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「うじゃうじゃ人が」です。

次の投稿は「雨を抜いて」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34