ほかの会社は元気なこの会社をどう見ているのだろうか。
Apple の新製品 AirPort Extreme は、iPod 同様に windows ユーザ、iTunes や iPod を利用している人たち以外にも十分にアピールする。このような製品を出していけるのがすごいところ(前に誰かが書いていたけれども、技術的には日本のメーカでもできるはずですよね。それを提案できない、実現できないのが悲しいところ。)で、Apple は Macintosh というブランド以外の柱をいくつか立ち上げようとしているように見える。
1) Apple の用意するトンネル
垣根を越えて広くアピールする製品としてほかに考えられるのは、(うわさのある)ディスプレイ、iPod 関連商品、ビデオ関連( QuickTime との連携)、など。iTMS を拡張してネットショッピング、などもありだろうか。もちろん本来の Macintosh製品 においても、力を抜いているようには見えない。ますます魅力的なものに成長していくだろう。G5の新製品を待っている人も少なくないはず。
その過程で心配なのは、途中どのように他社と協力関係を築いていくのか、という点である。
2) Appleはどのトンネルを抜けていくのか
「自家製」のソフトやハードを出し始めることで、困ったなぁ、とか方針変えなきゃ、となった会社は多いだろう。でも、そのおかげでマーケットが広がった会社もあるかもしれない。
無線LAN、マウス、Bluetooth、USB、チタン、アルミ、ポリカーボネイト、小型ハードディスク、Firewire、音楽編集、映像編集、ブラウザ、プログラミング環境、教育、コミュニケーション、などなど、いろんなものにAppleマークがつきはじめている。
どう考えているんでしょうね。そこんところのバランスや将来像は。どこへ行きたいんだろう。そういうのを Steve Jobs が話したら、きっとみんな真剣に聞いてくれると思うけど。でもそんな先のことはわかんないよ、とも思ってるのかな。
3) 例えばぼくらはどこへ連れて行ってもらえるのだろうか
衛星ラジオ局を買ってみるとか。 Windows 用にソフトを出してみるとか。
どうすか。みんな驚くだろうなぁ。
(またなんだかまとまりのない話を書いてしまいました。おす。)