先日とは別の高3生の授業開始。
他の人はどうだか知りませんが、新しく担当する生徒を見ていると、自分の記憶の中にある「これまで担当してきた生徒データベース」が勝手に検索結果を返してくることがあります。近似度というかイメージ検索というか。
今回はその効きが強くて、なるほどなぁ、と思いました。「あの子とあの子を足して割った感じ」で、ちょっと「中学の時の何とか君」の風味が入っているな、みたいな。もちろん性格とかはまた別ブレンドなんですけどね。「で、少し幸が薄い感じ」みたいなトッピング(笑)的な要素がつくこともあります。
そう思うと、自分の人を見る目はこれまでの情報群に支えられている気がします。最近では身体情報(動きとか話し方とかいろいろ)も見えるようになってきたので、精度が上がってきているようです。
もちろんそれでも意外な一面に気づいたり、周りの人などの環境的要因(影響を受けるだけでなく影響したがる場合なども含む)もあるので、新しい発見もあります。先行例なし、みたいなのに出会ってもそれはそれで面白い。
おまけ:
自分の場合は生徒や親や他の講師が主なソースなのですが、他の人だと学校の友人関係や会社の同僚やお得意様などを利用するんでしょうね(別に直接の知り合いや実在の人物である必要もありませんが)。ある程度の共通性もありそうですが、個人の人付き合いの履歴によって偏りができるはず。っていうか、こんな見方はみんなはあまりしないのかな。少し気になります。