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棚卸し

高3生の多くはすでに学校とは関係ない生活リズムでしたが、他の学年、特に中学生たちも学校が休みに入ったので表情が少しゆるんできました。なんだか、ご苦労様です、って気持ちになる。

こういうちょっとした変化って他の人はもしかしたら見えてないんですかね、やはり。見えているから偉いとか言いたいのではないのですが、もったいないと思うんだけどなあ。

でも見えすぎて困ることも多いので面倒なこともあるよね。細かな部分に目が行く分だけ、受け取る情報量の多さに疲れてしまうこともありますし。善意の塊のような悪意を持った人とか、逆にどこまでも考え(動き)の足りない人とか。あと思考過程が漏れてる人とか。

ついでに言えば、二言目には「俺なんかさあ」て自分の話になっちゃう人とか、揚げ足取るのが好きな人とか、他人の勢いに乗じる形でしか自分を出せない人とか、なんだか話す相手を値踏みしている人とか、結局S/N比の低い会話ばかりの人とか、関心の無いことに対して興味のスイッチを切ってしまう人とか(あ、最後のは自分のことか)。

信頼できるパートナー(たち)がいる人は、たまにでいいのでそんなこと(自分や相手が持っている世界の見え方(の差異)やそのチューニング(シンクロ)について)を話す機会があることを願うばかりです。この人ならいけるかな、というのを探るのも微妙に緊張しますが。

小さいころから家族とか友達とかとの間でそんな話をしたりはしないのかね。その環境こそが主な原因となって、そのまんまスタイルを踏襲したり、反面教師的なあるいは抑圧への反動として今のその人が出来上がっていることも多いんでしょうけど。

(んー、「そんなやり方(その人が背負ってるもの)にそのまま付き合うほどこっちはひまじゃないんじゃ」という苛立ちのようなものがどこか自分の中にあるような気がします。それに、それほど親切な人間ではないってことなんでしょうね。最後まで相談に乗るとかできないし。)

ということで年末ですし、棚卸しをするのによい時期だと思います。実家に帰るって効用のひとつにはそんな点もあるのでしょう。そんなのわかってるよ、でも、直らなくて困ってんだよ、ってのはまた別の話が必要かもしれません。

おまけ:
誰に言ってんだ、あ、自分かも。

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2005年12月26日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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