授業中、つい気を抜いてしまうことがあって、生徒がそれに気づいてしまうことがあります。気づかれていることに気づくと自分の動きも固くなります。彼らの表情に不安や不満が出ているのを見ることは大変つらいです。ちょっと動揺する自分も恥ずかしい(さらにそれを気づく生徒もいて「先生も疲れてるよね」とか言われると、もう、ね)。
例えば「そんなことでどうするんだ」みたいな説教してるときとか、もう一人の生徒と時間を奪い合っているような組合せのときとか、説明がうまくないときとか、授業以外の生活で得たものをやり取り(吸収したり交換したり、ってうまく言えてませんが)できていないとき、とか。
焦ります。こういう点は教えてきた経験量とかとは別の能力ですね。自分の弱点のひとつです。締め切りを守れないとか、どこか手を抜いている自分とか、「甘え」が抜けないわけです。自由なようでがちがちに固い感じ。いけてないなあ。
ということで、人のことを書いているばかりでなく自分のことにも目を向けてみようと思う年末です。
おまけ:
京都から帰ってきた生徒から八橋のおみやげ。今年は栗味をいただきました。