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資料プリント作成

授業後、久しぶりに生徒用の資料プリントを作成。辞書の優劣とか、(前回の話とつなげれば)この説明とか例文からするとあれが底本かな、とか余計なことを気にして時間を取られつつ、2枚のA4にダブルスペースで印刷した英文にポイントを書き込んでいく。

ちょっと楽しくて熱中してしまいました。俺が勉強してどうするって感じで、それを考えるとその生徒にとってももったいないことだと思うんですけど。自分が高校のときにこれだけ熱心に勉強できていたらまた別の楽しみが開けたんだろうな、とか思いながらの作業でした。

それにしても手書きのプリントはそれがコピーであったとしてもやはり独特の魅力がありますね(自画自賛)。鉛筆で書き込んだものとコピーしたものを見比べるのも演出上の効果というか好き嫌いを考えると面白いです。

さすがに母語なので意味を読み取ってしまいますが、突き放して考えると「印刷されたものに対するデザイン上のバランス」を楽しめます。さらに最初は赤ペンで書き始めたけど鉛筆に変えたけど、よく見るとばれるかな、とか。どうでもいいことまで見えてきます。

おまけ:
いわゆる手書き風フォントみたいなのはその両面をうまく取り入れているわけですが、「ららら」とか連続して同じ文字を書くと表情がなくて冷めるしなぁ。

同じ文字でも複数の候補を用意するとかして、ランダムに出してくれたりするとさらにリアルになるだろうな。もしくは独自に文脈とか前後の字句を見てカーニング(?)とかの工夫を効かせるようにしてくれるとさらにすばらしい。

あとは筆圧とか再現できたら最高ですね。濃い薄いってのとも違うし、インクを盛って高くするってのとも逆なので「ドット」じゃないインパクトプリンタとかかな。細かな場所への書き込みとか、斜めに書くのにも対応してくれたら表現力はずいぶん増しそう。

それでチャットするとかさ、字幕出すとかさ、手書きの手紙を清書する(笑)とかさ。でも作家本人の書いた字で小説を読んだりしても特に感動しないんだろうな。逆に読みづらそう。フォントセットを変えて遠隔寄せ書きするとか(...はつまんないか)。んー、授業のノート取ったりとか。

やっぱり画数が多かったり書きなれない文字だと隣の文字に比べて大きくなっちゃったり、ぐちゃぐちゃってテキトーに書いてごまかしちゃったりしてくれほうが本人っぽいかな。あとは眠すぎて文字が解けちゃったり自動筆記になってる感じ(笑)とか。

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2006年02月16日 23:00に投稿されたエントリーのページです。

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