今年は担当生徒が少ないけれど、今日は公立高校の学力試験日でした。毎年出題される内容がいまひとつ切れが悪いものになってきているのが気になりますが、まぁ例年通りの出題傾向でとまどう生徒は少なかったようです。
各科目50点満点なんですが、これって内申点との合算を考えての設定なんでしょうか。毎年のことですが「点数を伸ばす楽しみがないよなぁ」と不満になります。でも実際には天井を低めに設定することが目的だからこれでいい、とかなのかも。いまさらの発想ですが。
まあこれは、個人的に内申点制度の価値がよくわかっていないことからくる、潜在的な不満なのかもしれません。あんなの書く人と読む人の両方に才能がないとだめだよなぁ。本人の知らないところで取引されるわけだし。それだけ中学生は肩身の狭い存在ではあるかもしれないけどさ、みたいな。
反面教師っていう概念ですら存在しなさそうないまの子たちを見ていると、君らも大変だね、とか思うわけですが同じような程度で彼らは周りの大人に対しても無関心なんでしょうね。で、互いに距離があると思えば友達通しでも互いの出方を様子見してたりして。
おまけ:
会社での査定方法とか仕事の仕方とか、ビジネス界の知見が教育方面にはずいぶん入ってきているという印象があります。コーチングとかグループワークとかポートフォリオとかの横文字系のアイディアもそうかも。でも、誰にでもすぐできるわけじゃないけど、普通に考えればできること、なのになぁ、とも思うんですけどね。欠けているものを海外に見つけてどうする、みたいな。