読書メモ。
山﨑武也『話ができる男、バカになれる男、男が惚れる男 「人間的魅力」の育て方』(2004、三笠書房)
大人版中谷彰宏という印象です。気になったのは「騙されておく(p.36)」、「『学校型』の勉強を続ける(p.186)」、「堂々と休む(p.198)」あたりでしょうか。中谷本もそうですが、ちょこっと気になったところがあれば十分かと。Amazonでユーズドが111円とかだしなあ。
小野哲、関口由美子『データベースがわかる本』(2004、オーム社)
「AはBです。そしてCはDです。一方、EはFです。」のような宣言的知識が多くて、なんというか全体をなでて終わっている気がします(もちろん全体かどうかは素人にはわからないわけですが)。もうちょっとデータベースのすごさに触れて感動したかったかなあ。というわけで『P2Pがわかる本』はシリーズ名どおり「なるほどナットク!」でしたが、これはちょっと肩透かし気味でした。読むのとやるのとはまた別なのでしょうか。
竹内薫『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(2006、光文社新書)
反証可能性とか大学の授業で学んだのを思い出しながら読みました。理系の人になにかを説明してもらうときに、なんでこんなのもわからないんだよみたいな空気を感じることも多いわけですが、こちらとしてはなんでもっとわかりやすく説明できないのかなあ、と思ってたりするわけです。自分だけ楽しんでずるいよ、というひがみみたいなものが入っているんでしょうけど。
きたみりゅうじ『新卒はツラいよ!』(2005、幻冬舎)
同『SEのフシギな生態 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条』(2003、技術評論社)
同『SEのフシギな職場 ダメ上司とダメ部下の陥りがちな罠28ヶ条』(2003、技術評論社)
だんだんネタがかぶってくる部分もありますが、面白く読めます。Amaznのレビューなどは好反応ですが、実際に同じ業界で働く人がどう評価するか聞いてみたいものです。ところでこれを買うのはどんな層なんでしょうね。上司か部下か、それともSE志望の学生か、とか。
おまけ:
ここに読書メモを書き続けていくと、いま別のブログ(非公開)で書いているのは意味がなくなるかも。んー、どうしよう、まあ続けるかどうかも怪しいから、なるようになるってことで。