豆乳について、つづき。
先日のとはまたさらに別のを買ってみたりしたのですが、濃いのはコーヒーとうまく混ざらずにダマになっちゃうんですね。凝固するっていえばいいのかな、なんだか味噌汁みたいになっちゃって。なもんで、視覚的にも触覚的にもいまいちでした。にがりで豆腐作りにでも挑戦した方が面白いのかも。
スーパーって店ごとの品揃えとか客層とか得意分野がそれぞれあって、そういうところを見るのも好きであちこち行きます。今回の豆乳みたいに新しいジャンルに興味を持つと、お店ごとの差異がさらにはっきりして面白い。豆乳を買うのが習慣になっている人にはあたりまえの景色なんでしょうけれど、こっちはビギナーですからね。ひとり豆乳コーナーに長居しつつどれを買うか迷ったりして。
考えてみればスーパーってのはそれぞれの分野を集合させてる場所なわけで、もっと探検してみると発見がありそうです。例えば乾物系とか調味料とか。先月あたりに納豆が店頭から姿を消してしまいましたが、その回復期には(最終的にはまた消えていくわけですが)それまでに見たことのない色やパッケージの製品が出てきてました。仕入れルートの違いとかなんでしょうね。意外にかぶりが少なかったです。
これでこの値段は高いとかお得だとかいう知識は買い物してるとついてきます。このお店は果物が豊富で安いとか。そういう相場観というかハンティング感覚こそが、移動や時間のコストを多少無視してでもおばちゃん達を走らせるのかもしれません。まあ株とか電気製品の安売りとも似たようなものか。
ということで豆乳ばかり何種類も試さないと気がすまない、ってわけでもないだろ。という気分(変換すると「紀文」が第一候補だし)になったので、第一次豆乳ブームは早くも収束気味になりました。ちょくちょくは買うと思うけど。
おまけ:
日頃テレビを見ないので「納豆が売り切れ」という場面は軽く驚きでした。オイルショックごっこ、みたいな。そのくせ、納豆がない、といっても高級品に手を出す人は多くないみたいでした。そういう価格イメージなんでしょうね。