今日は都内へ。
国立新美術館でモネの展覧会を見てきました。美術館とか行くとスイッチが入っちゃうタイプなんですけど、今回はにおいがしたり音が聞こえるように感じる作品があって、驚きつつも初めての感触で楽しめました。といっても数点だし有名なものとは限りませんが。いいなあ、あの共感覚な体験。
それにしても(時間帯もあるんでしょうけど)敷地の割に会場は狭くて混んでました。おしい。天井が高いのもあって、高層ビルに囲まれてるのに道は狭いまま、みたいな印象です。演出上コーナーの切り替わり部分で狭くしたっぽいところが逆にボトルネックになってたりしてたけど、地震とかパニック要因があったらどうするんだろ、とか。入場制限とか追越車線があればいいのに、とも思ってみたり。
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あとは、観光名所だし六本木だしという点では、作品鑑賞より作品名の確認に忙しいおばちゃん達とか、きれいな人や光ってる人がいていろいろ参考になりました。なんだそれ。タイからの観光客らしき人に道聞かれたり。この街もほかとは異なる空気があって面白いです。
それにしてもいつもはモニタばっかり見てるので、画材の持つ質感(絵筆も含めて描き手の動きとか、色の密度や重なりの順番とか、絵の具を盛ってる感じとか)が新鮮でした。楽しすぎ。モネ以外の作品も、みんな気にしてないだろうけど額縁(フレーム)も含めて、ありがとう。
おまけ:
本当はある人に勧められた『アルジャントゥイユの船着場』が見たかったんですけど、それは展示されておらず。というか先月まで東京都美術館で開催していた「オルセー美術館展」の方じゃないか...orz。いつになるかわからないけどフランス、いや、ヨーロッパ旅行の理由にすればいいや、ということにしておこう。