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2006年05月 アーカイブ

2006年05月01日

早朝だから静かというわけでもないらしい

夜中というか早朝のつもりで午前4時とか平気でファミレスに行って読書とか問題集を解いたりしてしまうのが自分なわけですが、今日はカレンダーも見ておいたほうがいいなと思いました。世間はゴールデンウィークってやつなんですね。

いつもなら静かだけど動きのある環境を有効に使えます。ところが今回は5時ぐらいになって電車が動き出したのでしょう、大学生あたりがなんだかぞろぞろと店内になだれ込んで来て店内が騒がしくなってきました。遠くならいいんですけど隣の席とかだと困ります。それまでの集中力がすーっと消えて戻ってきません。

そういう時はたいてい残りのコーヒーを飲んで帰ってしまいます。別に怒っているという気分でもなくまあ仕方ないっしょ、といったところ。自転車ですいている道路をゆったり流しながら、遠回りして海を見に行ったりして。駅から遠いファミレスに移動してもいいですね。

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保坂 和志

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2006年05月02日

枕を変えると髪形も変わる

最近発見したのは「枕を変えると起きたときの髪型も変わるらしい」ということです。形とか寝心地とか素材とかが影響してくるんでしょうね。「寝ぐせ」って髪だけじゃなくて、身体の動きみたいなのも指すし。

ここしばらくは昔ながらのそば殻枕だったんですけど、こんもりしているためか朝までに身体が横に向きやすいようです。それに比べていわゆる低反発枕みたいなので、かつ、V字形の製品だと首を落ち着ける効果があるのでしょうか、起きたときにも天井を向いていることが多い気がします。なるほど。

そば殻の枕も中身を減らして首の落ち着きがよいようにすれば、また変わるかもしれません。こういうときにパイプ枕だと微調整ができるものがあるので変える楽しみがあるのかも知れませんね。

おまけ:
枕投げ(wikipedia)

2006年05月03日

2006年経過報告5月版

正月に考えた目標の進み具合を経過報告します。

2006年も三分の一が終了しました。大学院をやめたり塾講師のアルバイトを週1日に減らしたりってところまでは進んでいます。でも次へ進めずぐずぐずとしているところですね。

1、勝ったり負けたりする
そろりそろりと就職活動を始めたりはじめなかったり。持ち前の「手が着くまでの行動の遅さ」を発揮していまだ決まらず。決まらずってほど行動してないだろう、って言ったほうが正確か。

2、人に聞いたりもする
同じく。

3、いろいろ捨てる
同じく。部屋の模様替えはちょっと手を着けた。部屋の中に紙類が多いとほこりがたまりやすいから、やっぱり処分したほうがよいよな、と思うようになってきた。日焼けした古い段ボールを少し捨てながら次の展開を考え中。

おまけ:
段ボールって5年とか10年とか普通に耐久性がある。その時間を考えるとどうにかしようという気になる(ちょっとだけ悲しい気分になる)。さっぱりしよう。

2006年05月08日

黄金週間

結局ゴールデンウィーク中はほとんど外にも出ず、家で過ごしました。

睡眠読書洗濯勉強読書食事掃除睡眠読書音楽勉強食事読書...みたいな。昼とか夜とか関係のない生活をしてたら、なんだか時間が過ぎるのが速かったです。よく寝たからだと思いますけど。読書については再読を含みますが段ボールひとつ分ぐらいさばけたのでまずまず満足です。

土曜日は生徒が休んだりしてできた時間を利用して書類を作成しました。自分の生徒たちの夏期講習後ぐらいまでのイメージを持てたのでこれも満足です。ただし今年の夏期講習は平日に出勤できないため、通常授業時から少しずつ工夫をしていかないと。

受験生はもちろん高2の生徒も「今から夏期講習」みたいな気構えで進めるとよいのかも。4ヶ月ぐらいあってそこで6ヶ月から8ヶ月分ぐらいのカリキュラムを入れていくつもりで進められればいいかな。生徒にあまり期待しても空回りするので、企業秘密でごにょごにょしつつ、いろんなものを前倒ししつついきます。

おまけ:
これまで毎日授業していたのに比べると、土曜日だけっていうのは客観的に自分の授業を見れて興味深いです。やはり「できない(見えない)ものが突然できる(見える)ようになる(する)」ってところに魅力を感じるらしい。こういうときにどうしてそういうところに魅力を感じるのかな、というのをさかのぼって考えてみるのはいろいろ発見があるのでお勧めです。It's about "connecting the dots" って感じ。

2006年05月15日

こめすぱ

コメントスパムがひどいため、コメントを一時停止しています。
(おかしいなぁ、また別の対策が必要か...正直面倒だな)

おまけ:
ブログの更新自体も止まってますが、少々お待ちください。

整体に行ってみた

そういえば先週は整体に行って来ました。

初体験なのですが興味深い体験でしたよ。身体の状態をプロの視点で見てもらえるのはやはりメリットです。他人に自分の身体を任せるのは、最初こそ軽く緊張しますが、慣れてくると次第に心地よさのほうが上回りました。押したり引いたり曲げたり伸ばしたり。

それにその場だけでなく翌日も効果が残っていました。ただし生活の様子や筋肉の状態などからするとやはり適度に運動することは大事なことを指摘されました。中高で運動部だったので素材はいいんだけどメンテナンスしてないからずいぶん硬くなっちゃってます、とのこと。

流派や技術もいろいろありますが、自分にあったものを探してきちんと選べば得るものは大きいです。僕の場合はボキボキ系を避けるとか、ですね。施術だけでなく解剖学的な説明があると納得できるとか。

でも整体だけで治るとは考えないほうがいいです。
あくまで日頃の生活改善が大切ということで。

2006年05月17日

oppidan

そういえばDVD『綴り字のシーズン』を見ました。

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んー、そうきましたか。話としてはスペリングコンテストをきっかけにして、文字の世界に入っていきます。主人公の子が才能を持っているらしいと気づいた父がなんだか張り切っちゃって、家の中で空気の流れが変わって悪いところが表面化してきます。で、結局は...というところ。

文字かどうかっていうよりは、それを扱う身体の構えとかが効いてくるんだと思うんですけどね。音楽でもスポーツでも読書でも掃除でもかまわなくて、没入感を土台としてそこで遊べるかどうか、的な。ただし、過去とつながる媒介物として文字とか音声はやはり有力なんでしょう。視覚的でも音声的でも触覚的でもあるし。

個人的には、こういう場合はある程度壊したほうが先に進む、と考えています。もちろんその実行が何よりも面倒なんですけどね。この一家の場合はその過程を体験したのかな、と。

おまけ:
たとえば「専門」って漢字は「専」の「てん」をどこに打つんだっけとか、「門」の中に何か書きたくなっちゃったりするわけなんですけど、まあそれは単に練習が足りないだけですかね。さすがに天井と天丼とかは間違えませんし。

2006年05月23日

危険な場所

で思いつくのは、やはり本屋ですね。
福沢諭吉とか樋口一葉が行方不明になります。
世にも恐ろしい場所ですので、みなさんもお気をつけください。

おまけ:
で帰宅後「あれ、この紙の袋は何?」みたいな。

2006年05月24日

読書メモ

最近読んだ本を何冊かメモとして書いておきます。
決してブログに書くネタがないからではありません(たぶん)。

藤原和博』エネルギーを奪う仕事、もらえる仕事』(1998、新潮社)
ここに出てくる将来の社会像は、8年後の現在も大きく外れていません。お見事。内容がかぶってきますが『処世術』とかほかの本も広くお勧めできます。ところでこのまま校長先生は続けていくつもりなんでしょうか。

ナタリー・ゴールドバーグ 著、小谷啓子 訳『魂の文章術 書くことから始めよう』(2006、春秋社)
1995年に出たものの新装版。ブログ時代だから改めて登場ということでしょうか。いろんな限界やら発見やら、書くという行為の中に現れるあれこれが並んでいます。人によって引っかかるところは異なるでしょう。それを誰かと話し合ったりしてみるのもよいと思われます。

デビッド・アレン 著、田口元 監訳『ストレスフリーの仕事術 仕事と人生をコントロールする52の法則』(2006、二見書房)
いわゆるGTDの技術そのものは本を買うまでもないでしょう。それよりは、実際に取り組みに当たっての原動力として、もしくは背景や雰囲気を知りたい、という場合に役立つ本です。書き出すことの効能という点では上の本とも重なりますね。

近江誠『間違いだらけの英語学習 常識38のウソとマコト』(2005、小学館)
受験英語が元凶だ、などの素人評論家による「ウソ」を「マコト」が反論していく。本書中「オーラル・インタープリテーションとモード転換練習による意識的入力(p.66)」というのはたしかに説得力があります。

岩田真一『P2Pがわかる本』(2005、オーム社)
知識があやふやだったのでこの本を読んですっきりした。手軽に読めてよいのだが、これで十分ということもないだろう。ほかの本も読んで情報を補完したほうがよいのかもしれない。

リズ・ダベンポート 著、平石律子 訳『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』(2002、草思社)
表紙と題名で買ってしまった人は多いと思われるが、これで自分の生活が変わるかも、という気にはなれなかった。これよりはGTDの方が未来(の仕事)を見ている。

竹内一郎『人は見た目が9割』(2005、新潮新書)
授業に役立つかと思って買ったが、知っていることも多くあまり発見はなし。何で売れてるんだろう。手軽に人の内側を知りたいって欲望からか。演劇演出家としての経験を活かした「仕草や性格を引き出す技術」についての体系だった本こそが読みたい。

おまけ:
小説とか専門書とか技術書とかがないあたりに今の自分が出てる気もしますね。

2006年05月25日

映画2本

映画を見てきました。

1、『レント』
あー、ほんとに歌ってるよ。でも素敵でした。設定は80年代後半ということで納得。ちなみに1996年初演ということなので、今年で10年目なんですね。ところでクレジットにILM とかあったけど、どこらで仕事してるんだろう。最初の立ち退き命令書を燃やすあたりだろうか。あとは人が大勢出てくるところは実はコピペでした、ってことだったりして。

2、『ブロークンフラワーズ』
ビル・マーレーなもんで。暗転しまくり。ジャームッシュ万歳。それに間の取り方とかも必要なだけ十分に好きなだけ取ってますって感じ。満足でございます。飛行機で飛んでレンタカーで移動して、って旅は(目的にもよるけど)ちょっといいかも。

おまけ:
ブロークンフラワーズは久しぶりに生ビールを片手に見てたんですけど、いやもちろんそれもいいんですけど、合間に飲んだホットレモネードがやたらとおいしかったです。ということを後で思い出すために書いておきます。

2006年05月26日

読書メモ

読書メモ。

山﨑武也『話ができる男、バカになれる男、男が惚れる男 「人間的魅力」の育て方』(2004、三笠書房)
大人版中谷彰宏という印象です。気になったのは「騙されておく(p.36)」、「『学校型』の勉強を続ける(p.186)」、「堂々と休む(p.198)」あたりでしょうか。中谷本もそうですが、ちょこっと気になったところがあれば十分かと。Amazonでユーズドが111円とかだしなあ。

小野哲、関口由美子『データベースがわかる本』(2004、オーム社)
「AはBです。そしてCはDです。一方、EはFです。」のような宣言的知識が多くて、なんというか全体をなでて終わっている気がします(もちろん全体かどうかは素人にはわからないわけですが)。もうちょっとデータベースのすごさに触れて感動したかったかなあ。というわけで『P2Pがわかる本』はシリーズ名どおり「なるほどナットク!」でしたが、これはちょっと肩透かし気味でした。読むのとやるのとはまた別なのでしょうか。

竹内薫『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(2006、光文社新書)
反証可能性とか大学の授業で学んだのを思い出しながら読みました。理系の人になにかを説明してもらうときに、なんでこんなのもわからないんだよみたいな空気を感じることも多いわけですが、こちらとしてはなんでもっとわかりやすく説明できないのかなあ、と思ってたりするわけです。自分だけ楽しんでずるいよ、というひがみみたいなものが入っているんでしょうけど。

きたみりゅうじ『新卒はツラいよ!』(2005、幻冬舎)
『SEのフシギな生態 失敗談から学ぶ成功のための30ヶ条』(2003、技術評論社)
『SEのフシギな職場 ダメ上司とダメ部下の陥りがちな罠28ヶ条』(2003、技術評論社)
だんだんネタがかぶってくる部分もありますが、面白く読めます。Amaznのレビューなどは好反応ですが、実際に同じ業界で働く人がどう評価するか聞いてみたいものです。ところでこれを買うのはどんな層なんでしょうね。上司か部下か、それともSE志望の学生か、とか。

おまけ:
ここに読書メモを書き続けていくと、いま別のブログ(非公開)で書いているのは意味がなくなるかも。んー、どうしよう、まあ続けるかどうかも怪しいから、なるようになるってことで。

DVD2つ

そういえばDVDを2枚見ました。

1、『コープス・ブライド』

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こういうのはメーキングも含めて面白いですね。作品を見て、「よくできてるなこの「CG」は」とか思っちゃう人も多いでしょうが、まあ仕方ないのかもしれません。動かないはずのものが動くって部分に素直に感動しました。NHKだと『メトロポリタン美術館』とか『ニャッキ』とか好きなんですけど時間かけるだけはありますね。あ、『ミトン』も好きです。

2、『チャーリーとチョコレート工場』

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ウィリー・ウォンカをはじめ基本的にちょっと過剰で気持ち悪い感じ。ま、それがいいんですけどね。父との和解みたいなエピソードはなんといいますかやはりこの先大事になってくる感覚なのかなと思います。それにしてもまだ生きててよかったね、と。...というわけでちょっとビターな味付けです(とか書くのがよくありがちなパターンかと思って書いてみましたがどうでしょう)。

おまけ:
「コープス」ってひとりでも複数形なのか。っていうかパーツがくっついたもの、って意味なのか。

2006年05月29日

雑誌メモ

雑誌メモ

『日経マネー』(2006.7月号)
『あるじゃん』(2006.7月号)
前者は今月はあまり読むところなし。でもチャートとか資料的価値があっていろいろ眺めたりするのに重宝するか。『あるじゃん』は株以外にもいろいろ。「オサイフケータイ&電子マネー最新事情」はあいまいな部分が整理できて満足。株関連では銘柄スクリーニングの使い方、携帯を活かした読者の取引事例などが参考になりました。

『プレジデント』(2006.6.12号)
つまりこれは「Lifehacks雑誌」なんだなと思いました。ジャンルや想定読者層は限定されるけどいろいろ書いてあるし。でも話し言葉中心の書き方のせいか、あまり読む気になれず、個人的にはあまり得るものがありませんでした。それよりは広告とか連載記事に気になる箇所をいくつか発見。ところで表紙に「IBM式スケジューリング」とかあるけど会社の名前を使ってもいいのかね。

おまけ:
インターネットバンキングで、ソフトキーボードが用意されてるのはキーロガー防止のため。そっか、別にインターフェースデザインってわけじゃないのか(考えれば当たり前だな)。

新しいけど懐かしい

Brandnew J
http://www.j-wavemusic.com/

「Brandnew J」っていうネットラジオの実験放送が始まっていました。対象者がいまひとつわかりませんでしたが、選曲が懐かしいです。とりあえずいま聞いてたのは、

高野寛「ベステンダンク」
キリンジ「水色のアジサイの上」
Stevie Wonder「Superstition」

でした。なにげに全部歌えるし。権利関係からおだやかな選曲なんでしょうね、懐かしいものやマイナー(フリーなやつなのか単に知られていないだけなのかわかりませんが)なものがいろいろ出てきます。

2006年05月31日

ジェイクじゃなくて

ラジオといえば、先日「サントリー・サタデー・ウェイティング・バー」のpodcastを発見。ところでスタンって誰ですか?ってぐらい聞いてなかったんで、最初はpodcast用の人なのかと思ってたし。こっちで取手豪州の(奇)声は聞けないのかなあ。

出かける直前に見つけて電車に乗りながら iPod で聞いてたら、流れてた Jazz の感じとかもあって懐かしさにやられてちょっと泣けた。よい。しかも wikipedia で記事になってる。東京FMの番組表(土曜日日曜日)とか見てもやっぱり残っているものはいいやつが多い。

約10年前に上京して一人暮らしを始めました。最初はテレビとかもなかったのでラジオつけたら、やたらと局数が多くて驚きましたね。いろいろ聞いていると、さみしさがまぎれたのを覚えています。

さて、がんばりましょう。明日から6月です。

おまけ:
ジェットストリームとかもwikiに載っているんですけど、「wiki ジェットストリーム」とかでぐぐったら「黒い三連星」がトップでしたw

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