OOV
未知語はOpen Vocabulary以外に"OOV(Out-Of-Vocabulary)"ともいうらしい。
「未知」を以下のように二つのレベルに考えると、後者にあたるってことか。「辞書の外(辞書にない)」わけだから。わかりやすい。
a. 判読できない(単語の切り出し)
b. 辞書項目にない(単語として知らない)
今日始めて知ったこの "OOV" という単語は僕にとってOOVであった、となる。ちがう使い方がなければだが、これからはOOVではなくなる。
既知語と未知語はどれぐらいのバランスなのだろうか。語彙量が豊富なだけでなく、知らない語彙にどう接するか。辞書がつねに手近にあることはまれだし、想像によって語義を仮定することも少なくない。新語をつくるプロセスと、未知語理解のプロセスは案外重なっていると、個人的には考える。いずれにしろ、ある表現である概念を捕まえようとしても、名づけえぬものは消えることは無いのだから。