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2003年08月 アーカイブ

2003年08月02日

OOV

未知語はOpen Vocabulary以外に"OOV(Out-Of-Vocabulary)"ともいうらしい。

「未知」を以下のように二つのレベルに考えると、後者にあたるってことか。「辞書の外(辞書にない)」わけだから。わかりやすい。

a. 判読できない(単語の切り出し)
b. 辞書項目にない(単語として知らない)

今日始めて知ったこの "OOV" という単語は僕にとってOOVであった、となる。ちがう使い方がなければだが、これからはOOVではなくなる。

既知語と未知語はどれぐらいのバランスなのだろうか。語彙量が豊富なだけでなく、知らない語彙にどう接するか。辞書がつねに手近にあることはまれだし、想像によって語義を仮定することも少なくない。新語をつくるプロセスと、未知語理解のプロセスは案外重なっていると、個人的には考える。いずれにしろ、ある表現である概念を捕まえようとしても、名づけえぬものは消えることは無いのだから。

2003年08月04日

たてよこ

武力と宗教と権限と財産と情報。歴史を振り返ると、持てるものと持たざるものが社会構造を垂直に形成してきたといえるだろう。武力や宗教だと序列化するのも楽なんだけど、財産や情報ぐらいになると、手段を産む手段を持てるようになるから、こんどは水平に配置された構造ができはじめる。

よくいわれるように、農業が胃袋、工業が手足、情報業が脳にあたる。脳は意識と無意識でよこにつながりはじめる。工業の発達は、モノやヒトの移動をうながした。意識はコトバを生み、水平に(かつ階層的に)わたしたちは広がっていく。

意識や無意識のレベルで、強力な乱反射が進む現代において、垂直構造をなつかしんだり、水平構造をつきすすめようと考えても、たがいに打ち消しあうだけである。たて方向とよこ方向の動きをうまく合計したところに、あたらしい動きが生じるといえる。

前向きに挑戦する、のは大切だと最近思う。

2003年08月05日

引越し計画中

そうなんですよ。

藤沢市内に戻ろうと思ってます。
卒業したいので。修士論文の完成を目指した研究活動時間の確保のために。

往復の時間がもったいないのです。東海道+ゆりかもめ=約1時間半。もちろん、気持ち切り替えたり、都心にしかないものも多いのでメリットの部分もあります。でも、いまのぼくにとっての優先順位を客観的に考えると、「引越す」という答えになりました。

引越すことを考えはじめると物件とか、探すのが楽しい。優柔不断な部分もあってか、そっから先にすすめないのがネックです。

もう8月なんだねー。

ワインバーグとの出会い

ワインバーグ『コンサルタントの道具箱』(2003、日経BP)を読んでいる。

本屋にいけば著者の名を数多く見ることができる。コンピュータ関連書籍のコーナーだ。有名な人らしい。この本も、あーまた新刊が出てるんだな、という程度だったのだが、その日は「本を買う、いろいろ買う、迷わず買う」な気分になっていたので、中身も見ずにお買い上げ(ときどきこうやって散在しちゃう。無駄ではなく自分的には戦略的先行投資なつもり。本を選ぶのも勘が大事。amazonもいいけど、リアル書店での出会いも大切だ)。

で、今日読みはじめたんだけど、なるほど、おもしろいね。ぼくはセルフヘルプ的な役割として本書を受け入れた。いろんなことで「つまらないこと」にならないように、いくつも出てくる各種法則がスキルの束として登場する。著者は自らのこれまでの経験を通して自分を世界とのつきあい方を16個の「道具箱」として提案してくれる。

コンサルタントという職業名は、どう日本語に訳すのか知らないけれど、充実した職業のひとつだなぁ、という印象をもっている。一方で、なんだか知識をふりまわして、どこまで地に足がついているか分からない人たちという勝手な連想もしてしまう。たぶんそのどちらとかいう前に、本書は個人の生活レベルで有効に機能する提案にあふれている。読みやすく、思い当たる部分も多い。ビジネスとかコンサルタントと呼ばれる職種のひとだけでなく、いろんな人が読んでそれぞれに気づける部分があるのではないかと思う。

依頼主(クライアントってやつですか)や担当者とのつきあい方を考察しているのではない。社会とのつきあい方、または、自分のあり方を述べているといえるだろう。

うーん、楽しい出会いだった。ほかの著書も読んでみよう。

blog的文章の長さや形式の効果

個人的な実感にすぎないが、blogにはblogなりの、日記やメールとは異なる文章の長さがあると思う。文章の横幅と改行を見ながら打っていると、文章の固まりがいくつかできてくるから、それに空行を加えてできた集合を気にするようになる。大きすぎるブロックはないか、とか、この部分がやせている、とか、ここがスムーズに流れない、とか。

また、各エントリーのばらばらさが、かえって全体像を見せてくれる。そのときのわたしの写しをとっておくような感覚がある。blogは、たとえるなら、形式的に似ているものとして句会や新聞への投書をあげることができるのではないだろうか。

だが新聞への投書をモデルとしてみても、すっかり同じではない。新聞社が集めるのではなく、各自が配布するという形式になっている。これはagregationとsyndicationのちがいってやつか。集めてきたものには、一貫性はとぼしくてもそれを読んでいる自分になにかが残ればいい。それが自分のblogでのエントリー再生産へもつながる。

2003年08月06日

なんかスパイもの

そこそこ活躍してた

(すぐ書かないと忘れるな)

見た夢の話。

うすく広がると

blogが広く普及していくと、「どーでもいい内容」が増えたり、「相互監視社会」が到来したり、してない人と話が「通じない」みたいな展開になるだろうか。

いや、たぶんならないだろう。
世界の広さについて、すべてを知ることに、あきらめがついているから。

はて、それを知ったのは、いつごろだったろうか。それでも、楽しもうとするのはどうしてだろうか。

CUBEの撮影中

うちので日産CUBEの撮影(スチール)中。
「うち」は東京国際交流館と呼ばれています。国際研究交流大学村という地区の中にあり、日本科学未来館もあります。
ときどきこうして撮影とかしてて、「おしゃれ」なイメージ、なんだろうね。未来館の行き帰りに、写真を撮っている人もみかけるし。

橘川さん的

昨日blogが新聞の投書みたいだと書いたけれど、その考え方は橘川さんの影響だと思う。

2003年08月07日

原爆の落ちた日

広島に原爆が落ちた日が今日8月6日である。

なにを考えてるのか8月5日だとかんちがいしていた。8月15日と混同していたのだろうか。たしか落ちたのも8時15分だという。その時間に寝てるバカものなのですが、テレビを含めその日最初の報道に合わせて、黙とうをささげるようにしています。

戦争には反対だ。あらためて書いておく。

ドアノブはまわすもの

SONYのドアノブみたいなマウスニュースリリース)、いいよね。

回転を検知して、griffinPowermateみたいになればいいのに。

「回転」ってマウスに残された未開拓領域だと思うんだけどなー。

反射神経トレーニング

blogがひろがっていっても、放りっぱなしにはならない気がする、と書いた。
CNET Japanの山岸さんのblogを読んでそれをサポートする説明を思い出した。

「blogは反射神経で書く面があります(梅田さんblog)」

そうだった。インターネットが種々の乱反射を反映したものである。blogはそれが現前したものだと考えれば良い。blogはひろがるし、やまないのだ。

iTunesの今後

iTunesの売り上げが落ちてきているみたいだ。(元記事はCBS Marketwatch)安定してきたとは表現できないだろうな。

Appleとしては、ストリーミングにかわる新しい解決方法として、曲をバラ売りするという方法を選んだわけだが、苦戦しているわけです。もちろん、「Rhapsody」はWindowsでの利用だし、米国以外からも利用可能だし、と前提が異なるのですが、こうグラフにして見せられるとぐっと説得力があるね。

iTunesのWindows版ってまだ出てないんだっけ。
米国以外のサービスってまだ始まっていないんだっけ。

Apple的には「好きな曲を買って、組み合わせもすきにして、iPodで持ち歩けるよ」みたいな展開になってほしいんだろうけど、

1)ユーザーが実はそんなに好きな曲がないんですよ、すでに
2)借りたCDとか、ファイル交換で手に入るから、別にー。
3)ラジオやテレビとかで満足だしー、CMとか入るけど。

なところでしょうか、バラ売り式に敗因があるとすれば。Rhapsodyの利用者ってそんなにうなぎのぼりなのかよ。記事中にもあるように、上の(3)みたいに、自分以外が金だしてるんじゃないのかい、結局のところそこがのびてるんじゃ。

iTunesには個人的に健闘を期待したいのです。Macユーザということもありますが、なんか「まとも」じゃないすか。

(月額方式としては、DVDレンタル業が成功しているようなので、比較してみるのも面白いと思います。)

2003年08月08日

blog係数

時間がないとblogのエントリー数が激減です。
やっぱりね。ケータイから出せるようになると、ちがうのかな。バイトの行き帰りとか、メモの延長みたいな感じでしょうか。持っていないのでわかりませんが。

blogがないのは考えてないってことじゃーないしなー。
日記は別に書いてたりもするしなー。
なんでかいてるんだろーなんていまは考えなくてよいだろーしなー。

んー。

電話の相手

NTT東西によるIP電話が開始されるようだ(RBB TODAY日経)。

また、NTTの一般加入電話から050で始まるIP電話にかけることができるようになり(Impress)、一般加入電話と同じ市外局番が適用されるようになると、相手がどの経路で電話しているのかなんて、気にならなくなるんだろうな。

すべてが急速にIP電話化するというよりは、少しずつ変化していくのだろう。


で、電話する対象が人や場所じゃなくて、モノであることも考えられるはず。それこそIPv6とか、RFIDタグとかの世界で、部屋の中に隠れているあの本に電話するとか、ペットに電話するとか、「電話」の概念がまた変化していくのかも。

2003年08月09日

期限切れの野菜、帰省途中

駅のコンビニで、期限の過ぎた野菜が歯ブラシと同じようなパッケージで並んで売っていた。一口サイズの菜っ葉類でした。店員は気づいていない様子で。

あと帰省に失敗した。

季節感がかわりつつある

台風すごいね。

ここ数年天気がおかしい。
スコールみたいな雨とか、今年の冷夏も、おかしいなぁ、とみんな思ってるはず。

数十年後にふりかえると、もっとわかるんだろうな。

ぼくらの季節感はすこしづつかわりつつある。

2003年08月10日

デパートの範囲

仙台の西武百貨店、閉店しちゃったんだね。最終日なのに台風だし集客も大変でしたでしょうね。以下仙台出身ってこともありエントリーです。


たぶん東京の風的存在の西武百貨店が撤退するということで、駅前の風景もさみしくなるはず。バーゲンシーズンにテレビ放映されるクマさんも活躍の場を失われるわけですか。

デパートという建物自体で顧客を引き付けるのには無理があって、まわりの環境がものをいう状況なのではないか。お台場や六本木など街がデパートみたいになってた方がよいんだろう。駅前のなんとかデパート(百貨店)に行ってきた、じゃなくて、お台場で六本木で遊んでくる(買い物も食事もレジャーも含む)みたいなことを、口にして。日帰り旅行的な。

ガイドブックなどの情報化、長引く不況に対抗した日常のテーマパーク化(それによってお金を引き出す)、お金で楽しみを買うというわかりやすすぎる交換、とかが背景にあるのかも。

仙台店は各商店街(アーケード)からも離れてたし、駅反対側の東口が発展していくし、ちょっと不利な状況ではありましたね。あとは各種店舗の撤退や閉店など。SEIYO(旧エンドーチェーン)撤退、ヨドバシカメラ東口移動、さくらや撤退、サイカワ(スポーツ店)閉店...。これらが人の流れを変えちゃったというのも遠因としてあげられるか。

2003年08月11日

保坂和志さん新刊着

保坂和志さんの『カンバセイション・ピース』が届いた。表紙がとってもよい。さっそく読みはじめる。

記憶やリアリティの特性にふれようとする箇所が多い。登場人物や展開もよいが、こうなのではないか、という世界の見方についての提案めいた部分がもっとも興味深いのだ。保坂さんの作品はどれも表紙からしてよいが、表紙からして実感があるのだから。

読者としては、それをたのしみに確かめながら読んでるようなところがある。単なる話を聞いてもどうも思わなくて、結果として引き起こされるものによって、評価が決まってくる。感動とか驚きとかでもいいけど、そうそう、そうなんだよねー、ってのも効果バツグンだ。そこんところが今回は多いのだ。

読み進むのが楽しみである。

うじゃうじゃ人が

台風も遠く日曜日のお台場は、人だらけでした。

ぼくはバイトで台場を脱出です。それにしても、駐車場はいっぱい、プールもスーパーボールすくいみたいだし、新橋駅は交通整理してるし、ほんと気分がよくない。やーねーって感じでした。そんなに同じとこにいってどうするんでしょ。個人的に並ぶのがすきじゃないからさらにそう思う。

で、帰りのゆりかもめは車内にゴミが落ちてたりして、車両自体がくたびれてたように見えた。ごくろうさまです。コンビニにいったら棚ががらーんとしてるし、人出のすごさを想像してしまいました。

お台場はビジネスピープルと観光客と地域住民でイメージの重なりが小さそう。生活者としては、不満だ。生活するとなると、台場じゃなきゃだめ、という条件をたくさん挙げるのは難しそうだし。

今年の夏はイベントが多いせいで、とくにそう思うわけです。

2003年08月12日

携帯なんとか

携帯電話は携帯できる電話だったが、ここまで付加価値が高まると携帯できることのみを軸にして、あたらしい使われ方が出てくるようになる。

ZDNet Japanによるこの記事が伝えるところでは、カメラ付き携帯電話を新規契約後に即解約し携帯用カメラとしてつかう人がいるらしい。

携帯電話普及後、同様に成長してきたデジタル製品としてデジタルカメラがある。その技術力は液晶パネルと同様、カメラ付き携帯電話の開発にも投入され、100万画素を超えるようになった現在では、もはやその画質や機能はデジタルカメラにひけをとらない。購入検討者のために両者を比較する記事も成立する。

いろんなことができるようになった携帯電話にとって電話機能の価値は相対的にさがるようになってくる。メール、ブラウザ、カメラ、スケジュール管理、メモ帳、目覚まし、タイマー、GPS、個人認証、クレジット決済...ここまでもりだくさんになってくると、たしかに携帯電話というより「ケータイ」と呼ぶほうがふさわしい。

その名は「携帯性」という機能を抽出した的確なネーミングだったということでしょうか。

雨を抜いて

新橋駅を降りるとスコールみたいにはげしいあめが、ほんとに突然降り始めた。

どうにか迂回して濡れないように汐留からゆりかもめで家までかえる。で、「船の科学館」駅でおりたらまったくの晴れ。車内では英語の問題を問いていて外をみる余裕なんてなかったので気づかなかった。

お、これは追い抜いたな。と思いながら部屋にたどりつき、10分経過後。きました。さっきと同じ強さで雨到着。いま降ってます。

降雨地域に入っていったり抜け出たり、外を見てたら降ってきたりやんだり、状況の変わり目に気づくのは独特の瞬間で、自分と世界の接点といったらおおげさか。自分も世界の一部なんだけど。10代のころからそういう「さかいめ」を気にしてきた。それはいまの自分をつくったひとつのさかいめ。

お、雨がやんできた。もうすこし汐留めで雨宿りしてれば、遠回りすることもなかったのかな。

2003年08月13日

CDDB登録CD件数200万件突破

nobi.comさんのblogで知った。

CDDBが登録CD件数が200万件を突破たそうだ(Gracenoteによるプレスリリース)。

昔Macを使いはじめたときは、インターネットにあこがれながらも、手作業で入力したCDタイトルと曲名を、愛機Performa6210が覚えてくれるだけで十分にうれしかった。数年後、自分で調べにいってくれるという仕組みを知ったときは、ネットワーク万歳とか思った。

CDは買ったら即iTunes行きなのですが、CDDBはそういう生活の登場をひろく支えていて、各ラジオ局が自社サイトで「いまかかっている曲のリスト」を教えてくれるのと同じかそれ以上にありがたいことだ。

英語教材のCDとかは、どう扱われてるんでしょう。ぼくは自分が必要だなと思った範囲で、登録しちゃってます。マイナーなものは、自分が入力したものが残っているようで、これをみんながつかうのかぁ、とプライベートとパブリックの「さかいめ」をいききしている感覚を味わえます。

今後もおせわになります。

どきんどきん

あ、nobi.comのエントリーを見て書いた記事がTrackbackされてるー。

思いがけない「アクシデント」で、どきんどきん、と画面に集中する。

この手が世界につながってる。知らない人や目上の人にメールだしたりするときと、塾講師してて始めて担当する生徒によろしくおねがいしますっていうときと、同じだ。

緊張してるのが自分だ。自分を感じる。

2003年08月16日

AllyMcbeal

アリー・マイ・ラブの再放送を見ている。アルバイトから帰ってきて、寝ればいいのに、みてしまう。ま、英語の勉強のつもりで副音声で聞いている。

法律事務所につとめる主人公の日常にはいろんな人が出てくる。その回で終わる話とシリーズ全体を通してつづく話があって、ゲストで出てくる人もたのしみのひとつ。

NHKの海外ドラマの中ではやっぱ『ラルフ』が好きでした。所ジョージのふきかえがポイントだけど、いまなら副音声で聞いてもすこしは笑えるかもしれない。

2003年08月18日

使用前、使用後

NYとカナダの停電はここ数日のニュースとして印象深い。

電気がない生活ってどんなんだろう。通ってた高校に、一年に一日はそうやってすごして、電気のありがたさを実感するっていってた先生がいたっけ。家族で日の出と同時に起きて、日が沈むころには寝るんだそうですが。

なくなると気づくものは多いですよね。

一方で、いまは当たり前になっているものにはじめて出会った経験も忘れたくないものです。どっちもわすれないことが、なかなか難しいこのごろなのかもしれません。そんな前提に戦争や不景気をきっかけに考えるのは、遠回りですし。

使用前、使用後ではなく使用中である現在を前後を含めつつ考える、ということです。

2003年08月19日

K-PAX

見たいと思っていた作品。

精神科病棟が出てくることも含めて「レナードの朝」にも似て落ち着いた展開だという印象を持った。K-PAXから来た訪問者であるprot(プロート)を演じるKevin Spacyのふるまいはおおげさすぎず、精神分析医として登場するJeff Bridgesもわれわれを代表するかのように、いろんなことを考え悩み行動する。ぼくらのかわりであるかのようだ。

もちろんこまかなところを探していけば、描写がたりないとか、なんだか話がとんじゃってないか、とかいうのがあるとしても、2時間ちょうどの作品としてうまくまとまっていたのではないでしょうか。

「過去の選択が現在を作るように、現在の選択が未来を決めていく。」

これは「環境デザイン論」で中高生に初回授業時に話していた内容とほぼ同じ。自分がどこにいるのかを知るってことなんだけど、過去と未来の交差点である現在には同時に過去と未来が含まれているわけです(どこからどこへ、を意図(デザイン)しよう、が題名になった)。

昔訪れたローズセンターも出てきて、そのころ考えてたこと、受講者たちに伝えたかったことなんかを思い出せた。それだけでもよかった。

2003年08月20日

うごきあう

CNET JAPANの梅田さんの連載がお盆休みをへて再開された。

記事を読みにいくのが日課として定着しているから、また読めようになってうれしい。
うれしい気分が、自分のblog更新のエネルギーにもなります。たぶん。

だってこの連載がblogをはじめる要因でもあったのだから。

2003年08月22日

やらないよりはいいのか

やらないよりはいいのかな。

いま住んでいる学生寮で共用PCのMBlast対策を「25日」にやるらしい。
って、おそくないか。告知してからじゃないとだめなのかね。

あ、作業委託している会社が他の顧客に対応に追われている、ということなのか。
ご苦労様なことです。

2003年08月23日

ASIMO in チェコ

ASIMO in チェコ
(日経新聞社のサイトで見つけた記事より)

そうかチェコだもんね。で、わざわざそのためにかり出されていくASIMOもごくろうさまなことで。で、日本にはいま何台(何人)のASIMOがいるんでしょうね。

"firewire" appeared in OED

MacMinuteの記事によればfirewireがOEDことOxford English Dictionaryに登場したらしい。

(OEDってのは世界最強の英語辞書です。)

ちなみに、ジーニアスは現在第三版ですが、"internet"の扱いが大きくなっていくのを見ることが出来ます。アルバイト先には初版と第二版が置いてあり、生徒のもってる第三版と比べてみたら判明した。辞書もかわるのさ、ってはなしだ。

2003年08月26日

マルコヴィッチの穴

『マルコヴィッチの穴』を見た。
エミリーに入っちゃってるのはクレッグだよね。どうやって見つけたのかはわからないけど。で、マルコヴィッチの中にいるレスターたちは、エミリーの穴をどうやって見つけるんだろうか。

作品としてはなんだか未消化な気分だ。不思議な部分とそれ以外の部分がもうすこしかみあっているとハマるのだけれど。わからない部分をずーっと考えさせ続けるほどのエネルギーが、ない。

人形の表現力に驚き、クレッグを演じているのがジョン・キューザックだという発見ができたのが、良かった点。

2003年08月27日

あさのひかり

朝焼けをじっくり見るのは、なんだかたのしい。

ざらつきのある雲の肌理。黒から青へ青から赤へ赤から白へとかわる空。まるく、あかるく輝く太陽。

友達と同じ景色をみながら話すのは、さらに楽しい。
「「共感」作用」が働きやすいからだろう。

「場」がセットされる。出会いから「場」をつくるより、共通項があるとはじめやすい。「役割」論で説明するのが難しい状況であれば、共通項をつくることの大切さに注目が集まる。だが、それとて共通項のないところからはじめるわけで、そこに戻ってくることになる。

OCW@MIT

MITのOCW(Open Course Ware)、9月には本格的に運用が始まるらしい。

楽しみ。

9/02 Pilot site released to public
9/03 Launch
9/07 Steady state

DSpace

っていうかMIT本気だな。

DSpaceって、blogみたいなイメージだと思えばいいのだろう。オンライン版フィールドノートというか。

OCWもDSpaceもオープンソースなので、積極的な展開が期待できる。スタンダードを積極的に取りにいく過程をいまぼくらは見ているということだろうか。

では、SOIとはどう比較できるんだろう。いろいろ学べる気がする。

2003年08月29日

シンクロニシティ

blogってのは、シンクロニシティの道具、だな。
以前思いついた、潜在意識の顕在化、に近いけど。

ところで、シンクロニシティって、そろそろ常識になってくれ、よ。
いのっておく。

電子本byHP

HPによる電子ブックに関する記事

あー、こういうのほしいな。
書き込めればさらによし。2台以上つなげてノートをとったりできるとかさ。

でも、画面をこすることでページをめくるとはいかないのね。
レコードみたいに「スクラッチ」してこそ、実感がわくのに。動作と結果や効果が近いほうがいいのに。画面の耐久性とか考えると大変なのかもしれない。じゃー、カバーかけるとか、PDAならやってるでしょ、それぐらい。

画板だ、イメージ的には。

にしても、HP Labって、じつはいろいろやってるよなー、知られてないけど。
ひそかに、PARCに対抗意識もってたりして。

電子ブックリーダ by HP on BBC

BBCの記事を発見。

マイケル・チャンの引退

マイケル・チャン引退かー。

好きな選手でした。え、まだ31歳なの。

Duo?

HP Compaq nx9010 + 17' Display

Duo(Dock本体をビデオデッキのように組み合わせる。抜けばラップトップ、入れればデスクトップになる。すごくほしかった。)みたい。でもこれって台は別売りかな。だとしたら、ずるい(うまい)、宣伝かも。

Jobsがいうように、Noteの時代なのかもしれない。

(追記)
え、Duoって1992年登場なのか。11年前も前。
コンピュータにおける進化ってなんなんだろ。

2003年08月30日

残留

アルバイト先で連日の徹夜。
今月中は帰れないかも。

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