movable type(以下mt)を利用して、別サーバへのimportおよびexportを行った。
文字コードや複数のauthorが存在する場合など、ちょっとしたところで引っかかりまくっていたので、備忘録として、および困ってしまってワンワンワワンな人を対象に、気をつける(た)ポイントをメモしておく:
0、やるならいっきにやる、と心に決める。みんながどこでひっかかってるかなど、予備情報を集めてみたりする。ファイル構成を考える。パスとかパーミッションとか用語はわかります?
1、旧システムの文字コードを確認(移行用の保存ファイルで文字化けを防止するため)しましょう。データ読み込み後の文字化けに悩むこと2日、eucだと信じ込んでいた、旧システムのmt.cfgを見たら、utf-8("PublishCharset UTF-8"ってところ)でした。ためいき。
2、かように文字コードってやっかい。データを扱うアプリケーションに気をつける。今回はWindowsで行ったが、Firefoxと秀丸エディタに助けられました。あとffftpにも。ありがとうございます。新しいサーバでmtの環境をセットアップするところまでの作業は、何度も繰り返しているうちに慣れてしまった。無駄に素早くできるぜ。ふん。
3、ウェブログの基本設定などは当然のことですが、テンプレート(Template)やアーカイブの設定など、見た目やデータ管理に関わる、エントリ以外の要素も大切です。先にそちらを整えて再構築しておきましょう。保存したデータの受入作業を終えておきます。あんしん。
4、画像データも忘れず移動する。どこに置くかなど考える。blogが移行できたつもりでも、画像だけ以前のところから引っ張ってきているかもしれませんよ。プロパティとか画像の情報を見てみましょう。もしかしたら..。気づかずに元のデータを消してたら..。かなしい。
5、画像へのリンクも張り替える。保存用ファイルを秀丸などのエディタで修正します。「置換」ってやつです。計算機まかせ。
6、author(投稿者)が複数いる場合は、メールアドレスが異なることを確認する。でなければ変えておく。moblog用に名前だけ別にしてあるってのはだめみたい。書き出した保存ファイルはAuthorの部分で名前が統一されちゃってます。どうもメールアドレスで区別しているみたいだ。これに気づかず寝不足に。いやー、悩んだなー。
7、moblog mail gatewayなど他のシステムと連携させている場合は、そちらの設定も忘れずに変更する。パスとか変わるからね。感謝しつつ。
8、文字化けとか起きてないかあちこち見てみる。
9、きちんと移行できたら感謝する。
10、旧システムの方も後処理をしておく。リダイレクトとか、案内とか、不必要なファイルの削除とか。
といったところでしょうか。
仕組みが分かったいまではスムーズに出来るのですが、ここ数日はずいぶんとさまようことになりました。あちこち調べては試し、失敗してはやり直し、ました。がんばった>おれ。
ほかにいくつか細かいのもあります。たとえば、こんなこと:
-blogの設定などが記してあるmt.cfgを見られなくする。".htaccess"ファイルを作って制限します。
-同じくdbディレクトリに対しても制限を。
-PHP化(index.htmlとarchives.htmlをそれぞれphpに。Templateの編集リストから変更する。個別のエントリも「ウェブログの設定」画面で拡張子をphpに。)
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