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2006年01月 アーカイブ

2006年01月01日

今年は

2006年が始まりました。

始まりましたが、何かといえばつい「2005」とか書いてしまいますね。書初めで最後の名前を入れる段階で失敗、みたいな心境を味わいつつ、今年の目標を考えてみました。

1、勝ったり負けたりする
2、人に聞いたりもする
3、いろいろ捨てる

えーと、3つも出してしまいました。毎月1日更新予定で定期報告していくことにします。ちなみに、最初のは勝負事の機会を増やしつつ結果をきちんと追いかけますよ、ぐらいの意味で書きました。この10年ほどでため込んできた時間やらなにやらを換金していきますよ、と。

今回は、あれをこれをきっとかならずできれば勉強する、みたいなのは書いている自分の中にどうしても見栄が入ってしまうので封印しました。足し算よりは引き算な感じでいきます。過去の問題中毒を解決して身軽になった自分を8月前までには実現させつつ、後半はかけ算的に加速していければいいかな。

では、はじまりはじまり。

おまけ:
もちろんここには書くまでもない個人的な目標もあります。例えば魚を三枚におろせるようになる(笑、こういうのこそ教えてもらいながら挑戦してみればいいんだな)とか。

2006年01月02日

TOEIC模試結果から原因を考える

正月らしさはどこへやら、テレビも見ないのでひたすら自分の時間です。今日はTOEICに向けて模試形式の本で実力判定してみました。

結果は837点でした。がっくり。去年の春の860点に届いてないし...。あくまで模試ですが、実力的にも下がっている気がしてきました。リーディング対策がゼロであることを考えれば、まずまずなのかもしれませんが、ちょっと不安になります。

なんでだろう。理由を3つ考えてみました。
1、集中力が維持できない
2、細かいところがおろそか
3、問題が悪い

1、「集中力が維持できない」
以前からの課題です。事情があって受けるわけでもないしね。この二週間の継続的な練習を通して意識を高めていくしかないです。なんだか試験中は脳の働きが活発になるためか、余計なことにまで意識が向かいます。いかん。

2、「細かいところがおろそか」
単純に英語力不足です。でも知識がないというよりコツを知らない感触があるので、ダメージを最小限に抑えるべく努力します。いままでリスニングしかやってなかったので、後半、特に最後のパートの類問をどんどんやるべし。文法系はもうちょっとで満点が狙えそう。

3、「問題が悪い」
これは半分言い訳です。もう少し簡単だと思うんだけどなー。この表現を知らないと解けません、というのがつらいです。広く問題を解くことでカバーできそうな気もします。

目標は900点です。

あとはどうすればいいんだろうか。
1、気を抜かずに練習を継続する。
2、出来なかった問題を復習する。
3、読解問題に慣れましょう。

って、当たり前のことばかりですね。リスニングパートは以前より得点力がつきました。リーディングのコツを取り戻しつつ、点数を取りに行くことに集中して勉強中も試験中も「フロー」の状態を楽しめるようになれば目標点数が見えてくるはず。

受験票は既に到着しています。がんばりましょう。

おまけ:
900点ちょうどではなく930点ぐらいを目指すのがよいのかもしれない。でもそこまでして取りたいのか、おれは。自分の生徒たちに対する受験指導と同期して自分でもがんばれるものを、という位置づけでもあるしなあ。いや、それでも、それだからこそ、がんばってみることにしよう。ということで目標点はそのまま900点(以上)で。勝負です。

2006年01月03日

手帳にも目標を

どこにも行かずに三が日を終えるつもりでしたが、大晦日に寝坊してできなかった買い物を思い出して横浜まで。夕方から出たのですでに正月というよりは平日の混雑でしたね。

(本当は年末にも書いたけど、正月は都内某所にてゆっくりするつもりでした。でも大晦日に予定外の出費が数件あり、銀行も閉まっちゃうしおとなしくしておこうと、計画変更になりました。大きく節約ができた、と都合よく解釈することにしよう。)

ロフトにて「ほぼ日手帳2006」を購入。すでに購入できる色が限られていましたが入手できただけよしとしよう。ナイロンカバーをつけた緑です。4月始まり版が出たら、カバーだけ欲しくなって買うかもしれません。

ブログとは別に以前から日記は書いています。でも、今回久しぶりに手帳を購入しても書く場所が分散するというよりは、ちょっとしたきっかけを持ち込める場所として使いたいと思います。日常をタギング(Tagging)する感じで、どちらかといえばブログに近いかも。というかある意味ではネタ帳か。

ほかに本屋で取り置きの書籍在庫を回収したり、手帳の色をあれこれ迷っていたら、ほかの買い物が出来ず。手際悪いなあ。こんな時は年初の目標に照らし合わせて素直に反省したり分析したりするのがよさそうですね。

いわゆる、PDCA(Plan-Do-Check-Action)ってやつですな。年初の目標を手帳にも書いておくことにしよう。先の日付に定期的に書けばリマインダとしても有効です。できてないと見るのがいやだろうなー。ざまあみろ、そして感謝しろ>おれ。

さて、明日から冬期講習の後半がスタートです。

おまけ:
知らない人と出会わない時間が続くと、自分の声とか小さくなっておどろきます。もっとフィールドに出ないとダメですな。

2006年01月04日

問題集の選び方

アルバイト先の個別学習塾では、今日が新年最初の授業でした。大学受験生やその担当者にとっては2006年になっちゃった、というところでしょうか。

さすがに受験生っぽい顔になってきますね。覚悟というか勉強する生活に慣れてきたのか、いい感じです(そのまま大学生になってもその感覚を忘れないでね)。ところがそんな風になっていない子は心配です。いくらまじめでも油断しているのと変わらないというかなんというか。学校の定期試験じゃないんだからさ。去年と同じところで間違えます。

自分でも最近はTOEICのテキストを探して本屋で見比べたりすることがあり、そういえば「問題集の使い方」について学ぶ機会が少ないことに驚いたりするわけです。ある程度のレベルであればどれを使っても大差はありませんが、独習する環境をつくれないと続きませんので。今日はそんなお話です。

結論からいえば、ひたすら薄いのとどこまでも厚いのを併用して、補完しあいながら進める。もちろん実習などを伴わない座学の場合に限定されますが、これしかないように思います。以下英語の場合について考えてみますが、他の科目でもかぶる部分はあるかもしれません。

1、ひたすら薄い
ページ数が少なくて、たいていはポイントと問題と解答のみのもの。シンプルな構成の方があきません(ちょっときれいなセンスのよいデザインだとなお可、最近ではそのためか装丁が外注なものも目に付きます)。解説があってもコメント程度なため、特に初学者には入っていきづらいです。そこをカバーするのが本来は個人の熱意や努力なのですが、実際は学校とか学習塾に頼ることが多いです。

2、どこまでも厚い
参考書や辞書には、ここを調べれば載っているはず、という安心感が求められます。部屋の中で探し物をする時と同じです。目次や索引などを利用して探している情報に確実に素早くたどりつけること、表現の違いなどに言及していることが大切です。版数や刷数の多さに頼るのもいいですが、それよりは複数のものを買ったほうが便利でしょう。

実際には両者の中間に、どっちつかずな中途半端なものが多く存在します。英作文とか特定の分野に限ったものであれば効果を期待できることもあるし、もちろん自分に合って実力が伸ばせれば何でもいいわけですが、友達が使っているとか売れているらしいという理由で手にしてしまうのは不幸なことです。

例えば問題集なのに解説が無駄に詳しすぎると厚くなるし重くなるし読むのにも時間がかかります。しかもルールや例外がやたらと盛り込んであったりすると萎えますね。「これが重要」とか「覚えよう」とかやたら囲み記事があるけど、自分は何も見ないでそこまで書けるのかよ、みたいな。

それに解説文が話し言葉(しかもタメ口)なものとかもページ単位あたりの情報量が多くてわかったつもりで終わってしまいがちです。何に追われているのか、受験生たちから見れば年上だが社会に出ればちょっと貧乏くさい雰囲気のある著者(予備校講師とか)による、感嘆符つきまくりな話し方が特徴か。

少なくとも「正解のあるもの」を勉強するわけです。教わる相手を慎重に選ぶのは当然です。その上で、問題集を何度も繰り返して、薄さを演習量でカバーしていく一方で、分厚いと思っていた参考書や辞書の中身が自分の中で使いやすい形で再構築されていくのを実感できれば最もよいでしょう。

さらにはそんな自分を実感できれば、土地勘ができるというか応用が利きます。さすがに傾向というか限度というか向き不向きも見え隠れします。それは自分も悩んでいるところでまた別のお話ですね。

2006年01月05日

ものすごく幸せな夢で

明け方、どこまでも幸せな夢に驚いて起きました。そんなことを考えていたのね、という自分を発見しつつ、思わずいろいろと夢分析ごっこをしてしまいます。エレベーターが出てくるのはどうしてなんだろう、とか。

今回は描写の細かさもこの上ないもので、触覚ひとつとってもきめの細かさや固さや素材感までわかるほど。覚えているのは起きる直前の、長さにして10秒程度のものに過ぎません。それでも画像処理(?)以外の感覚も統合するためにパワーが必要なのか、後頭部が熱を持っている様子でした。やたら充実度高いし。

なんだかこの数ヶ月ほど、映像の傾向というか特徴が変わってきていました。昨年の小旅行の影響もあるように思います。例えばカメラアングルとかフレーム数とか色の再現性とか。ストーリー性が薄いのは相変わらずです。

子供の頃に熱を出した時に見ていた「悪い夢」には定番のパターンがありましたが、いまでは見ることはありません。成長の過程でハードウェア的にもソフトウェア的にも同じ夢は再生しにくくなるのだとすれば、いまはまた別の段階にあると仮定することができそうです。

以前はたまに夢の記録をつけたりもしましたが、近頃はさほど夢の中身を気にすることはなくなってきました。夢をみるかどうかよりは、それについてちょっとでも考える機会があるだけまだよいのだと思います。

おまけ:
そういえば「さて、今朝の続きを見るか」とか言って布団に入った時期もありました(笑)

2006年01月06日

年賀状ありがとうございます

年賀状をいただいておきながら返事を出していない方がいて、もうしわけありません。というか毎年なので年賀状を書く習慣はすでにありません、ごめんなさい。

でも、一言添えられたその文体や文字の形からいろいろなことを思い出します。あなたがいたから今の自分がいるのだと思います。玄関先で靴も脱がずにいろいろなことを思い出していました。すべてがいちいち懐かしい感じ(すいません)です。

このブログを見ているかどうかはわかりませんが、この場を借りて謝るとともに感謝の気持ちを伝えさせていただきます。今年もお元気でお過ごしください。

2006年01月07日

ササヘルス

講習中はストレスのためか必要以上によく食べることもあれば、寝るのを優先させてまったく食べなかったりします。どちらにしても身体には迷惑な話です。

毎年同じ展開な気もしますが、こんな時には「ササヘルス」を飲みます。ある人に勧められて以来、体調が崩れそうになると飲んでいます。今回は近所の薬局(漢方などが得意なお店)で買いました。熊笹(クマザサ)のエキスです。

身体のメンテナンスがうまくいっていないときほど、効果が出ます。指先の血流が増し、温かくなるのが分かります。本来持っている能力を使えていないということでしょう。また、胃腸に負担がかかっていると口臭もひどいので、それをカバーして欲しいという気持ちもあります。

ということで、もう少しで冬期講習が終わりますが、引き続き体調管理には気をつけたいと思います。

おまけ:
身体の血流をコントロールするのも含めて、何かに頼るのではなく自分でできるようにしていくのは、今年も引き続き課題です。ついさぼりがち。

2006年01月08日

反省します

反省しろ、いやそれより深く考えろ、ばかやろう。

おまけ:
こういうのを書く場所として手帳が役立つ。忘れないように数か月分のリマインダを設定した。忘れるな、思い出せ、直ってるか>おれ。

2006年01月09日

英語学習の記録2006年1月版

英語学習の記録
先日TOEICで900点取るとか書いたので、その記録です。

実は冬期講習後半から時間が作れずに勉強の手が止まっています。講習は今日で終了するため明日から再開します。

1、音声練習(読んだり聴いたり)
聞き取れなくて悔しかったフレーズを数十回繰り返したりしていると、楽しい。呪文かお経のようです。声明(しょうみょう)や賛美歌のように呼吸とかリズムとか調子がシンクロしてきます。

両者が結びついてこそ一体感が出てきますが、言葉には鑑賞に向いた視覚空間的な部分だけでなく時間の中で音楽のように再現される聴覚空間的な部分があります。特に後者の方は自分の中に発生装置がある感じがするからか、集中度が高まりますね。

以前電車で通学していた時期には帰りの電車(1時間弱)で、速読英単語(必修編)のパッセージ(文章)を1日ひとつ丸暗記していたことを思い出しました。平均して130語ぐらいでしょうか。もちろん素材は何でもいいわけですが、ストックしていくことが大切で、そういえばその時期はなんだか暗誦好きでした。

リスニングセクションについては苦手感を克服できそうです。それよりは集中力をきちんと最後まで保つことの方が課題。体調を整えつつ進むのが肝心です。

2、単語学習(単語集をつぶす)
あははー(いや、あの、問題集中心なのでその中の単語を覚えていくという消極的な対策になってしまっています)

3、読解対策
読解については正答率が上がってきた。文法で満点を取って高得点を狙いたい。リスニング同様に自分のテンションを維持するのが鍵となります。

ということで、試験は1月15日です。すぐです。

2006年01月10日

時間差を埋める方向で

なにを勘違いしたのか、MacWorld Expoの開催日を今日(昨日の深夜)だと思っていた。ライブストリーミングはないから、いくつか、テキスト中継系のサイトを見てみようとしても、からっぽ。30分後ぐらいに気付いてちょっと気が抜けてしまいました。

今日夜更かしすればいいのですが、明日は朝から授業をするので寝ることにします。受験生は学校が自由登校状態なので、スケジューリングに融通が利きます。ありがたい。静かな授業環境で効率があがります。通常は一対一または一対二プラス「騒音」なので。

新鮮さがそう変わらないのであれば、生でも録画でもかまいません。また同じ授業料なら集中しやすい方がいいです。問題はどうやったら来年モスコーニセンター(例年MacWorldExpoが行われている会場)にいけるか、とか、生徒によい環境を提供できるか、ということなわけです。

おまけ:
冬期講習後半で休みがちだったTOEICの勉強を再開しました。自分の生徒でもそうですがテキストをこなしているだけという惰性感が出てきたので、ちょっと頭を使う必要がありそうです。

2006年01月11日

Mac Pros

MacBook Pro

慣れの問題でしょうが言いづらいですね。PowerMac の改名も心配になります。どうするんだろう。たとえば Mac Pro とかですか。デザインも大幅に変わるだろうし、こちらへの期待は大きいでしょう。

MacBook Pro については、内蔵された iSight、CinemaDisplay 並みに明るいという液晶、PowerPC向けソフトを動かす技術であるRosettaとかも気になります。でも出てくるのが2月なのですっかり忘れてそうだな、というのが正直なところです。どうせ買えないし、みたいな。

夏までに出てくるであろう iBook および Mac mini のIntel版を待って、買い換えも検討してみるつもりです。そんな余裕があるかわからないけれど、「PowerPC」搭載マシンにあこがれて買った時の感じが再び味わえればいいな、と。

おまけ:
それよりは Jobs の体調の方が心配です。あいかわらず iLife とかの紹介が丁寧というか長いし。その背景として海外のウワサ系サイトで流れる新製品の情報とかにもちょっと期待してしまいます。資金もあるわけだし。

2006年01月12日

自分が生徒なら

(個別指導塾でアルバイト講師をしています)

実際には締め切りを過ぎた状態で残業しながら、深夜というか朝まで盛り上がっている現状というのもどうしたもんだか、と思いますが。夜も教室が開いているという先例を作ってきたのは自分なので、その罰を受けているといったところでしょうか。うまくできてますな。

悪い見本はすぐまねされていくのに、改善のスピードはゆっくり。さて、生徒はどこにいるんだろう。もし自分が生徒だったら、と考えます。生徒は生徒で見えていない部分が多いから、知らずに損していることになるでしょうね。

例えば「勉強とつまらないものだ」という個人の恨みが前提になっている授業を聞くのは息苦しいものです。ほらこんなに楽しいよ、とか、いいから覚えろよ、とかせまってくる質の低いセールストーク(のような授業)を金を払って聞かされるわけですから。生徒にその気持ちが移っていくのが見える気すらします。

失礼な言い方かもしれませんが、そんなコミュニケーションスタイルで今後も生きていくのか、大変だな、っていうか迷惑な話だな、と思います。ちょっと考えた方がいいんじゃないか、と。

おまけ:
自分の分は起動できなくなっていたThinkPadからとりあえずデータだけ取り出しました。作業は日曜日から取り掛かります。いつもながらすいません。

2006年01月13日

直前にも伸びる

直前に伸びる、というのはたしかにあると思います。

締め切り効果と累積された学習効果(べき乗法則ってやつ?)などが混ざり合ってのものでしょう。できてるつもりで本番で歯が立たないということもありますが、それは普段の勉強の方針や進め方や確認の方法が間違っているので仕方がありません。

リスニング能力などはむしろ何もしないでおく空白期間をうまく使うこともありでしょう。でもほかの勉強は、継続的に取り組んでこないと、実力が付いたなと実感できません。がばってきたご褒美のようなものです。うまくすればここで報酬効果も加わるわけです。

今日は生徒にもその機会を提供できたし、自分でもリーディングでの癖を見つけることができた。そんな風に自らの弱点を明確に意識できるのは、克服できる段階に近づいているということでもあります。楽しい。やはり、勉強は教わるものというよりは、発見の繰り返しです。

すきま時間を活用して、二冊まとめてTOEICの問題集を終了。あとは苦手項目の確認と模試に挑戦すること。調子よく問題を解けている自分をうまくイメージできるようになれば、本番でも大丈夫です。

2006年01月14日

講師室

(個別指導塾でアルバイト講師をしています)

講師室と呼ばれてはいますが単に本棚やパーティションで区切られただけなので、上の空間は授業ブースとつながっています。つまり講師室の会話はほぼそのまま聞こえてくるわけです。どうもそこらへんを知らないのか忘れているのか、まあいずれにしろ気が回らないのでしょうが、うるさい講師の多いこと。

壁をはさんで授業を受けたり自習している生徒についてはどうでもいいんでしょうね。自分はどこいってもうるさいわけだし、音の谷間というかギャップみたいなのが存在することすら知らなさそうです。

しかもその会話の質の低さときたらお話になりません。一度ビデオに撮ってもらうとかすれば(ほかの教室を見学したら)いいのに。少なくとも自分の場合は講師室にいる時間は減りました。生徒の授業記録や問題集を取りに行くのですら、他の講師の存在が邪魔(言いすぎ?知るか)で面倒になります。

ちょうどセンター試験一週間前なわけですが、そんなこと関係ないんでしょうね。

おまけ:
気圧の変化もあったかもしれないが、今日は不愉快すぎて心拍数が上がったり、その影響であたまがズキズキしたりした。このままやったらやめる前に身体を壊すかもなと思った。そんな流れでも明日はTOEIC試験日です。

2006年01月15日

TOEICのコツ

受けてきました、TOEIC。

感触的には900点は越えたと思います。むしろ簡単すぎて点数が伸びないんじゃないか、と心配になるほど。集中度の高い時間を過ごすことができました。調子がよいと作成者の意図が見えてきますが、そんな感じで。

今回は「効率の良い解き方」を意識して利用することにしました。たとえばリスニングセクションでは各パートの問題説明が流れている時間で、パート4の問題文や選択肢を先読みしておく、とかです。それが予想以上に点数を押し上げたり、なにより気持ちが楽になりました。そんなちょっとしたコツも本屋で買えるのですからありがたいことです。

また、実は満点を取るのに全問正解である必要はありません。スコアは正答率などから計算されるため、数問程度ならミスしても大丈夫なわけです。このようなトリックを知っていくと、990点満点というのもありえるな、といえます。実際、明け方にリスニングセクションを一回分やったらぎりぎりですが満点が取れました。

もちろん、模試をやってみたらミスの原因をつきとめることは重要です。文法を知らなさすぎるとか音声でも文章でも英語に慣れていないのは問題外ですが、解答のポイントに気づかないで間違えてしまうのは試験以前の話です。

自分の弱点や傾向を見つけておくと、それをカバーしながら受験できると安心できます。勉強時でもそうですが試験時にその部分がより活かせます。それでも足りない部分は仕方が無いというか努力が足りないものになります。それを取りに行く必要がある人は少ないでしょう。

2006年01月16日

バギー

試験が終わって、読みかけの本にいくつかとりかかる。

みんな一緒にバギーに乗って
川端 裕人
光文社 (2005/10/20)

先日、表紙とタイトルだけで買いました。ややあっさり気味ではありますが、読み進めるとどこかしらに共感できるエピソードがあるかもしれません。舞台は保育園で、主人公は新人男性保育士、という設定です。

おまけ:
個人的にはタカちゃんの話がやはり印象に残ります。

2006年01月17日

藤原さんの国語

今日はこれ。

ちょっとばらばらな構成な感じもしますが、あいかわらず読みやすい文章です。藤原さんの本はほぼどれでもお勧めできます。そういえば『国家の品格』が売れてるんだっけ。

祖国とは国語
祖国とは国語
posted with amazlet on 06.01.19
藤原 正彦
新潮社 (2005/12)

おまけ:
amazon で著作リストを見てみるとなんだか9割ぐらい制覇してるし。気に入ったら同じ作者の本ばかり探し出しては次々に読むってのはよくある読書法ですが、ぼくの場合はこの人が最初の例だったかも。あ、いや、子供向け小説とかシリーズものは別ですけどね。

2006年01月18日

ライブドアへの注目度

ライブドアについての話をまわりがしている。

それだけ知名度が高いようだ。でもネット関連会社だから、経営者が若い人だから、という部分が大きいのではないか。ある程度の年齢以上だととりあえず無視とかとりあえず反発、という感じの人も多い。

それにみんなずいぶん株とかに関心があるんだな、とも思う。個人的にはやはり光通信とかを思い出してしまう。ライブドアはその後どんな路線に活路を見出していくのだろうか。

それにしてもライブドアというのはいい名前だなあ。そもそもは買収したプロバイダの名前でした。その会社に昔いた人にとっては報道で連呼されるその名前を聞いてどう思うんだろう。

2006年01月19日

簿記

思うところあって簿記を勉強してみることにしました。

とりあえず目標は日商簿記2級の合格です。しかも試験は来月...。10年前ぐらいに大学の授業でちょっとだけ習いかけたけれどその授業は結局取らなかったので、ほとんどゼロからのスタートとなります。

勉強方法はいろいろありますが、今回通信教育でやってみることにします。Z会です。そっか、昔だったら通信教育といっても手段としては郵送だったわけだけど、いまは普通にネットとか使うんだよな。全部ネットだけってのも不安だし、テキストだけ買うのもペースがわかんないし、学校通うのは面倒だし、ということで複合型がよいかと思いました。

3級にしておけよ、って感じでしょうか。しかも試験は来月です。試験を取るよりも知識を持つことが大事ではありますが、タイミングが悪くてこれを逃すと6月なのでここは直感に従い2月で。

ということで、数字と仲良くなれますように。

2006年01月20日

申込期間も見ておくこと

そうだよ、試験には申込期間っていうのがあるんだよ。

ということで簿記の試験には間に合わないか、と思ったら郵送締め切りの数日後まで直接最寄の商工会議所まで申し込みを受け付けているようだ。セーフ。

そんな金曜日です。明日はセンター試験ですが天気が悪いらしい。大変だ。

2006年01月21日

雪だし

朝起きたらやはり雪でした。

片栗粉みたいな感触を味わいながら最寄駅まで歩きます。関東でも最近は雪が降りにくくなっているみたいですが、こんな日にはいろいろと刺激されて出てきた記憶を、楽しんだり後悔したり。懐かしんだり後悔したり。考えちゃったり後悔したり。後悔したり後悔したり。だめじゃん。

ところで、子供はなんでもっと外に出て遊ばないんですか。それとも朝一番で遊びきったのかな。にしては雪だるまとか見ないな。おいおいせっかくの機会なのに雪を使って全力で遊んだりはしないわけ?

消えないのも困りますが、中途半端に残ってまた凍って固くなったりその色が汚れていくのもいやなものです。滑りやすい場所も天候や状況によって変化するので気をつけましょう。

おまけ:
授業後センター試験を解いてみた。TOEICの勉強も効いているのか30分もあれば解き終わるようになった。今年も(担当科目のくせに)満点が取れず軽く意気消沈。それよりも「これは出るからね」って繰り返して解かせた語法問題が数問ですが的中していたのがうれしかったです。まぁ自分の生徒たちがそこを正解してくれなければだめなんですけど:-)

2006年01月22日

そのまま、でもなくて

『博士の愛した数式』読了。

博士の愛した数式
博士の愛した数式
posted with amazlet on 06.01.23
小川 洋子
新潮社 (2005/11/26)

静かにどこまでも続いていくような気がしていると、ぽつりぽつりと終わりを知らせる兆しが目につくようになり、あまり大きな展開もなく最後のページにたどり着きました。残りのページ量を惜しみながら、派手な話でもないのに終わるのがさみしい作品です。いや最初からどことなくさみしいんですけどね。とかなんとかそれっぽいことを言いながら『妊娠カレンダー』しか読んでない気がするのは内緒です。しかも『妊娠小説』と勝手に勘違いして覚えてたし。

なんだか映画になっているらしく、公式ページを見てみたのですがイメージと大きく異なっていたのが残念です。なんだかテレビドラマのように無駄に明るいしきれいだし。監督はじめ元黒沢組なスタッフが集まっているからこそ暗さを利用してきれいな光が描けるはずとか期待する方が間違ってますかそうですか。あと日本人らしさとかを売るのも勘弁してほしい。数学そのものには国境はないんじゃなかったのかと。

ついでに『世にも美しい数学入門』も読みました。こちらはプリマー新書シリーズなので、すぐ読めます。まぁ、難しくなってくると流し読みしまいましたけど。『博士の』を読んでいればおさらい的な内容になります。

ここで書くまでもないかもしれませんが、対談ものは話のずれていきっぷりとか修正しようとしてる感じとかに注目すると面白いです。ふたり以上の会話なのでずれている部分に価値がある訳です。で、自分だったらどう思うのかと。

おまけ:
先日も書いた数学者藤原正彦が本書の準備段階で取材を受けた縁から文庫版解説を書いています。ちょっとした文章に対する目の付け所というか彼が気に入っているポイントがよくわかります。藤原作品を多く読んできていることもあり、数日前に『祖国とは国語』を読んだばかりなこともあり、やっぱそういうところで工夫しているんだな、と興味深いです。

2006年01月23日

ホテル・ルワンダ

ただいま。

映画『ホテル・ルワンダ』を見てきました。

『ホテル・ルワンダ』公式サイト
『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会

いまなら21:10からのに間に合いそう、とちょっと迷ったけど直感に従い家を出ました。チネチッタ川崎までなら1時間弱。日本公開を応援する気持ちもあったし、宅配便の再配達待ちで買い物に行けなかったことも手伝いましたが、これはよい判断でした。

ぜひご覧ください。雰囲気だけ伝えておきますと上映後にみなさんシーンとしちゃってる感じです。映画だとわかっていても、フィクションじゃないわけですよ。少しだけ覚悟してから行った方がよいかも。まだ上映館は少ないと思いますので特に地方の方は上記サイトで調べてみてください。待ってでも見る価値はあります。

おまけ:
今年は積極的に映画を見ようとも思いました。予告編でだいたいわかったからもういいやというのは避けて何かあるなと感じさせるものを。こつこつと。

2006年01月24日

簿記の勉強を始めました

簿記の勉強を始めました。

複式簿記を考えだしたやつはすごい、ってことぐらいしか覚えてなかったわけですが少しずつ思いだしてきたかも。にしても、テキストがわかりづらいのと自分の理解がいまひとつなのが最高にかみ合っちゃって出だしがゆっくりで困ります。

そんな時は写経していくみたいにテキストをほぼそのまま書き写していきます。しだいにわかったつもりの部分や、わかっていない部分が見えてきます。ここで書くことに集中しすぎると頭が考えるのをやめてしまう注意が必要です。

目的と手段を混同しなければ、テキストという動かないものに対して手が動かせるスピードと脳が処理するスピードがうまい具合にずれているためでしょうか、書いた人が言いたかったんだろうこととか理解のツボが浮かんできます。

まだ最初の方ですけどね。用語とか考え方とかに早くなじんでいきたいと思います。

イージス

映画『亡国のイージス』を見ました。

人にもよるのでしょうが、描かれていないところを想像で補いながら、補いきれないことに疲れながら見るのが大変でした。いろいろつっこんでみたり。原作でならそれがよかったのかもしれませんが、展開的にも演出的にも濃いんだか薄いんだか。その割に人が死んでいくのが早くて。あれ?みたいな。

なんだか紙芝居っぽい。あまりお勧めしません。原作の方は読んでませんがそっちの方がはまれるのかも。

おまけ:
自衛隊の協力っぷりも中途半端なのかもしれない。いや、積極的すぎたりするのも困りますけど。とか言いつつ『ローレライ』も借りちゃったんですけど。

ローレライ

続けて映画『ローレライ』を見ました。

ローレライ スタンダード・エディション
ポニーキャニオン (2005/08/19)
売り上げランキング: 264
おすすめ度の平均: 2.54
4 酷評する人もいますが
5 何度も見たくなる切ない映画
5 LORELEI

こっちの方が断然よいです。同じ原作者なのになぁ。CG全開でもかまいません。むしろ効果的です。なんでかなぁ。役所広司と真田広之の差なのか、監督の個性なのか、製作チームの統制なのか。

個人的には、女性が入っているとか、希望が前提だとか、登場人物が多彩だとか、もあるのかなと思いました。ローレライシステムという設定はまぁ微妙ですけど(この点はグソーもいい勝負ですけど)。

それに潜水艦の方が舞台としては緊迫感もあって有利かもしれません。

おまけ:
ところでなんで子守唄なのさ?原作読めばわかるかな。

クリミナル

さらに続けて映画『クリミナル』を見ました。

なるほど。えー!?うーん。

他の2本ではなく、実はこれがもっとも借りたかった作品なので見れてよかったです。派手さとか感動とかはないけれど、よい作品でした。まぁ、ラストは、ね。出演者陣は日本ではあまり人気がないのか、amazonではこの値段まで下がって再発売、と。

クリミナル
クリミナル
posted with amazlet on 06.01.24
ワーナー・ホーム・ビデオ (2006/01/27)

2006年01月25日

こんな選曲

なか卯で昼ご飯。

なぜか流れてきたBGMは「ゲゲゲのゲ」。月見うどんをいただきながら「ゲゲゲのゲ」。どうなんでしょう。でも学校も試験もないのはいいかなぁ、とか思ったりしてちょっと歌詞に気を取られてしまいました。

実はそこで話は終わらず。次にかかった曲が「にんげんっていいな」でした。やけに懐かしい。店員もそんな話してるし。有線なんだろうけど、リクエストなのかな、それにしてもすごい選曲です。こちらも久しぶりに耳にするので歌詞に注目してしまう。あったかい風呂、布団とか、まともに使ってないなぁ(おぃ)。

ということで、んー、どっちがいいかなぁ、と軽く考えてしまう午後のひとときでございました。

2006年01月26日

長さに意味はあるのかい

小説に限りませんが、作品の長さや読みづらさにはどんな意味があるのでしょうか。

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編
村上 春樹
新潮社 (1997/09)
売り上げランキング: 1,622
おすすめ度の平均: 4.67
5 出だしにほれました。
5 次の展開が早く知りたい傑作
4 新たな一章

いつものように、読み出したら最後まで読み続ける、という気分にはなれない作品でした。時々思い出したように手に取るのですが、読むのをやめてしまいます。この数週間はかばんに入れっぱなしで、少しずつ自分の中の「空いた時間の過ごし方ランキングでの優先順位」を上げながら、どうにか最後までたどり着きました。

この先、第三部まであると思うと、まだ読めるうれしさと同時に読み終えられるかという不安の感情とがいい感じで混ざり合います。どこまで読んだかを忘れてしまうような本ではありませんが。そんな本が思い出せるのは喜びというか宿題というか、なんだかありがたいことでございます。

実はそんな本はまだまだ部屋のダンボールの中で待機中です。さて、どうしましょう。

About 2006年01月

2006年01月にブログ「suzukiya」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

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