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2006年02月 アーカイブ

2006年02月07日

ツイスター

DVDで『ツイスター』を見た。

1996年の作品です。きっかけはセンサーネットワークについて人に話たら、そういえばこんな作品がありましたよ、って紹介されたから。音楽とかもそうですけど、そういうところには素直に飛びつくようにしたいものです。相手にもよりますが。

チームワークとか困難なことに向かっていく強さを描いているあたりが、演出とはわかっていても個人的には泣き要素の高い感じでした。っていうかそんなことより、フィリップ・シーモア・ホフマンが出てるじゃないか。それを知った瞬間にこの作品の評価はぐっとあがりました(笑)。演技もほかの誰よりも自然です。なんだか気になって目で追ってしまう。

さすがに10年ぐらい前の作品なのでコンピュータ関連の描写はちょいレトロな雰囲気です。レーダーで見てる画面もなんだか魚群探知機かエコー診断機みたいだし。あとシリコングラフィックスのマシンが大活躍してたりするのも懐かしい。

ツイスター
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それにしても、DVDのメニュー画面とかが時代を感じさせるデザインで、古くて使いづらいものでした。こちらはコンテンツが見たいだけなのに、インターフェースで迷わされるとは思わなかったらちょっと戸惑いました。

2006年経過報告2月版

なんとなく遠ざかっていましたが、久しぶりにブログ再開です。

さっそく一週間遅れてしまいましたが正月に考えた目標の進み具合を経過報告します。

1、勝ったり負けたりする
1月はTOEICを受けました。目標は900点以上です。自信はありますがとりあえず点数を見てほっとしたいです。もうちょっと本腰を入れたら満点も取れるかも、って感覚はつかめました。
2月は日商簿記2級の試験を受けます。でも予想以上に苦労していてあまり勉強が進みません。3級とダブル受験にしておけばよかった、と少し後悔中です。

2、人に聞いたりもする
聞いてないなあ。びびりすぎ。

3、いろいろ捨てる
覚悟をいろいろ。その分だけ別の動きに切り替えていきたいところです。

2006年02月08日

TOEIC860

自信があるとか書いたそばからがっかりです。
先月受験のTOEIC、前回と同じ860点でした。

オンラインで郵送されるよりも早く点数を知ることができるサービスがあるので、それを利用してみました。それが900点どころか前回とまったく同じ点数だなんて...力が抜けました。

Listening 405(前回395) + Reading 455(前回465) = Total 860(前回860)

リスニングが上がったのは予想できたけどこの程度だったとは、さらにはリーディングが下がっているとは、まいりました。こんなはずでは、という展開です。こつこつ失点していたということなんでしょうね。調子がよさそうに感じていただけに、恥ずかしいやら悔しいやら。

言い訳はしても意味がないので、次に向けて対策を立てることにします。

次?えぇ、目標点に足りなかったので懲りずに次も受けますよ。あとちょうど1ヶ月ぐらい。去年受けたのも3月でしたので、一年後の再勝負ということになります。

投与コインの話

一人合宿というか息抜きを兼ねてたまにホテルに泊まりに行ったりします。最近話題の東横インも安いので利用しやすいです。うまく使えば夕食+映画ぐらいの金額だし。

謝罪会見で有名になっている西田社長ですが、実は昨年見かけたことがあります。11月に泊まったのは実はオープン初日の東横インだったのですが、そこでロビーで図面らしきものを広げてほかの社員と話し込んでいる彼を見たのでした。

カウンターでの手続きを待つ間、新規オープンする土地の名前や土地の使い方についての話が聞こえてきます。きっとこの会社のえらい人なんだな、と意識していたので顔を覚えていたわけです。日本中移動しまくりなのはどんな気分なんだろう、とか考えちゃって。

そしたら今回の事件ですもん。テレビが部屋にないのでわかりませんが、ニュース記事とか写真を見ると、やはり悪役としての登場です。もちろん悪いことをしたわけなんですが、つらいなあ。もみくちゃにされちゃってるんだろうな、と。

大きな力が働いて主導権が握られちゃっている気分を想像すると、ちょっと勝手にどきどきします。個人的に知っているわけでもないのに、当時のイメージから受ける、仕事にがんばってる感じ、からは悪い人には見えないわけで。

確実に社会的評価は下がるのでしょうが、ホテルとしての利用価値はとくにダメージも少ないでしょう。安いから出張などにも重宝されるでしょうし。もちろん社員全員が悪いわけでもありません。むしろ女性雇用率の高さとか、優れた面も多いです。

つねに別の解釈ができるようにしておきたいものです。

おまけ:
「投与コイン」で変換されるし(笑)。しかもそれをネタにしたブログも多い、と。

2006年02月09日

配達地域指定冊子小包

「配達地域指定冊子小包」と書いてあります。

石油ストーブ回収を急ぐ松下電器が全国の家庭および旅館すべてにお知らせを出しているという話を読んだことがあります。住所リストを作ってからとかやってられないので、郵便配達員がポストにいれていくようです。

当然うちにも来ました。ふと見ると「配達地域指定小包」とあり、調べてみると郵便局のサービスのひとつらしいです。「あて名の記載を省略した冊子小包郵便物を、一定のエリア(丁目単位)内のすべての世帯・事業所等に配達するサービスです。」と説明書きがあります。DMとかたとえば電柱工事のお知らせとかに便利なのかもしれません。

なるほど、と思ったので書いておくことにしました。

2006年02月10日

かみ(あう)

バイト先で書類作成の夜。本当は帰るつもりでTSUTAYAでDVDまで借りたのに、なんだか今がチャンスかもと思い直して教室に戻る。

その前に近くのファミレスで夕食を取りながら数枚仕上げてしまう。人の目があることも手伝うのか「料理が全部揃うまで一枚書く」とかルールを決めてこつこつ仕事をこなす。飽きたら簿記の勉強。図書館で借りた本が知識や視点を補完してくれて助かった。ゴールはいっしょでもこれまでは教え方というか視点や教える順番が重なってきて知識が体系的になってきました。

さて、教室に戻ってきた。今日のBGMはWynton Marsalis "Live at the House of Tribes"でした。iTMSでダウンロードしてきて、ひたすらまわす。これがなんだかドライブ感を生んでくれでくれて、ひたすらキーボードを叩く。数時間かけて春期講習に向けた授業計画を15枚ほど書き終える。えいっ。ありがとうWynton。

終了後は自分にごほうび。ということでコンビニでお酒を買ってひとりで乾杯。こんなんでもお酒はお酒。無事に仕事を終えたわけだし。ご苦労さん。

おまけ:
TSUTAYAって半額クーポンとかなんで自動的に適用してくれたりしないんですか。お店の人も今日から旧作半額キャンペーン開始なのに、一言も触れずにチラシだけ入れてるし。いやなんだかクーポン見せるのも貧乏くさくてしないけどさ。

2006年02月11日

おとをと

久しぶりにイヤフォンを買いなおして、音楽のある生活が戻ってきました。安いのに、適度に音が出てよいです。この値段にしては、というレベルですが。

だから、耳の感度がぐぐーっと下がっていくのが実感できます。まぁこんなんでいいだろ、ってことなのか脳が妥協してレベルを下げちゃうんでしょうね。音楽ばかり聴いているわけでもないのに、ついにヘッドフォンを買ってみようかとか考え始めたりしてしまいます。

...やはり気にしすぎかもしれません。それよりはいろいろ音源を捜していく方が楽しいだろうな。うん、そうしましょう。ということで、クラシックを聞いてみたりもしています。ちょっとしたフレーズになんだか知らんけど泣けてしまったりして不思議です。くそー、やるな、Mozart、みたいな。

おまけ:
最近よく聞くのはハナレグミ。散歩のときはこればっかし。

2006年02月12日

寝すぎるのもつまらん

今日は寝すぎ。

さすがに起きたらすでに暗いって、どうかと思う。まぁ、昨日が祝日だったことを今日知っているぐらいなので、その時点でろくでもないわけですが。というわけで朝3時間の仮眠(この時点でおかしな生活ですが)を取るはずが13時間になってしまいました。それだけ寝続ける体力がまだ自分にはあるらしいです。

慣れの問題もあるでしょうが、睡眠にはそれぞれ個人差があります。僕の場合は少なくとも連続した6時間程度の長さを確保しつつ、バランスを取るようにタイミングを見て仮眠を取り、起きている間は適度な水分補給と運動を、というまあ普通の条件です。

それよりは時間帯の方が大切です。どうやら机に向かうなら明け方か夕方に頭が動きやすいようです。ってことは太陽がすっかり上がってしまった昼間はじっと考える作業には向いていないのかも。だめじゃん。でもそこらへんはうまくできていて、人と話したり、どこかに出かけたりなどの社会のリズムにあわせた活動に向いているらしいです。

長さや時間帯などの条件が崩れだすとどこかでタイミングを失って、今日みたいに寝すぎだりいつまでも起きていたりするわけです。塾講師をしているので日ごろは自由にならない夕方(この時間帯を人のために使っていて知的充足感に満たされないと感じることもある)をスキップしてしまうわけで、軽くがっかりします。

で、変な時間に起き出してしまうわけです。こんなときには昼間の分を取り戻すぞ、とか考えずにおとなしめにしておきたいところです。

おまけ:
よく「寝るのは大好き」って人がいますが、最初(「さて寝るぞっ」)と最後(「起きてすっきり」)の感覚しか味わえないので、長さは関係ないような気がするんですけどどうなんでしょう。それとも睡眠が脳の情報整理に重要な時間だからという理由で、日常の意識とは別に肯定的な価値評価が働いているのかな。

2006年02月13日

フレーム

DVD『フィッシャー・キング』を見ました。

なんだか題名とか雰囲気とかで以前からそのうち借りなきゃとか勝手に思っていたわけですが、個人的にはその直感は正解でした。たぶんテリー・ギリアム監督作品だからかもしれません。失礼な表現かもしれませんが、ちょっと「はずれた」視点が何よりも魅力です。

その「はずれた」感じを表現するのが難しいんですけどね。ちょっと突飛で見る人を選びそうな設定っていうか、なんていうかはずしていないけどどちらかといえばお金のかからない特撮映画的な映像っていうか、なんだか感情移入しきれないような演出(これは苦手なだけなのかも)っていうか、そんないろんな点でメジャー路線からちょっと「はずれて」いるというところでしょうか。

まだ10代の頃に毎週のように映画を見ていた時期がありました。単に映画を見たいという動機とは別に、自分が持っているフレーム(価値観とかの枠組み)を、映画が持っている別のものを覗き込む(ぶつける)ことではずしていく作業だったんだと思います。

で、フレーム自体を描いたような作品に目が向くようになるわけですが、たまにありがちな素人評論家的に演出や技術や関係者などをあれこれ勝手な意見を述べる方には向かいませんでした。コンピュータとか車とかもそうですが、スペックだけに夢中になってもしょうがないでしょ、って感じでしょうか。

それよりは単純に楽しいとか感動するとか泣けるとかの方が役立つし、お金を払いたくなるわけです。その上で何か考えるきっかけになったり、進路を決めたり、ブログのネタになったりするならそれはそれでうれしい。

ギリアム作品はそこらへんでうまくバランスを取れているのが好きな理由かもしれないな、とこれを書きながら考えました。いや、でも作品や好みにもよるかもしれません。顔をしかめる人も同じ監督の作品をはしごする人もいるでしょう。それで普通です。それでいいんです。

おまけ:
別に映画じゃなくても、音楽でも読書でも勉強でも部活でもバイクでもバイトでも恋愛でもいいんでしょうけどね。たまたま自分の場合は映画でした。もちろんフレームがない世界などはありえません。この点については自分のテーマとしてずっと気にかけていることです。たとえば家族とか地域とか友人とか。才能とか時間とか運命(笑)とか。

2006年02月14日

簿記の問題集を発見

簿記は通信教育で勉強しているんですが、問題集がついていることをすっかり忘れていました。今頃気づいた。これまでは解説書と図書館で借りてきた本だけで地味にやってました。あいかわらずやることがすぽっと抜けてるな。

それでもさっぱり進みません。問題を解いてみると予想以上に出来ているのがうれしい。けどまだやっていないことが多すぎる。すでに次回の受験日も確認済み(だめじゃん)。とりあえず収穫としては社会に対する経済的な視点に興味が持てるようになってきたことです。って書くとなんだかここで終わりみたいだけど。

勉強を始めるまではそこらへんの実感がなさすぎた。大学の授業でも単位のためだったり(それもあって関心が保てず行くのをやめてしまったり)、もうちょっとちゃんとやっておけばよかったと今頃反省。まあこれはそんな風に誘導してくれる先生や環境に出会わなかったというのもありそう。興味を持っていない学生を引っ張るのはどこでも大変です。

そういえば集中講義で決算書の読み方とかも習ったこともあった。その場ではそれなりに学んだ気にはなったけれど、インターネットはまだ普及前夜でオンライン証券とかもなかったし。そのまま就職してたら別だったんだろうけれど、何かに活かせて楽しいとか役立つという実感は持てなかったものです。

最近はそこらへんが味わえるようになってきました。覚える量の多さはそのまま社会の複雑な動きを反映しています。その処理方法のアイディアに感心したり、新聞やネットが取り上げる記事や話題について理解が深まったり。もちろん細かくて面倒だし、さらに工業簿記のことを考えると時間的にも内容的にも終わる気がしない点が問題なわけですが。

おまけ:
そもそも試験に受かる必要性があるわけではないし、単純に楽しみとして勉強している感じです。それはそれでよし。でも試験のことは忘れないように、じゃないと悪い癖でそのまま飽きて手をつけなくなっていくだろうから。

2006年02月15日

おでしー

DVD『オー、ブラザー』を見ました。

きちんと計算された作品です。よく考えると変な設定な気もするんだけどそれも含めて許せるっていうか。だってコーエン兄弟だもんね。脚本も演出、ついでに言えば画面の込み具合(空き具合)とか字幕に乗らない工夫なんかも含めて、気配りが利いています。それに見た目はレトロな感じだけどあれこれ特撮技術を使ってたりするのも(うまくはまっているという意味で)自然です。

主人公たちが出会う状況の多様さがこの作品の特徴でしょう。『オデュセイア』が原作だなんていわれて気づいたし。たしかに冒険劇っぽいところがありますね。加えてロバート・ジョンソン的エピソードとか、さまざまなネタが入っています。知識が豊富な人たちの作品は、見る側にもそれなりの準備ができているとさらに楽しめますよ、という例のひとつです。

登場人物が劇中で歌うというのは、見ている人の時間を適度に奪いつつ調子を整えてしまう効果があるようです、というのは今回の発見でした。本作品でも広告や娯楽のための音楽があり、ラジオやレコードが流通を助けます。その一方でたき火を前に歌われるしんみりとしたものも出てきます。労働歌や鎮魂歌も含め、売れる目的のものとは別の存在感があります。そのバランスも作品に魅力を加えています。

さて、次はなにを見ようかな。

おまけ:
見る側の知識については、スターウォーズみたいにある程度閉じた楽しみを期待するのもいいけれど、この作品みたいに作っている人たちとある程度共有された教養とか経験とか価値観が必要なことを感じることがあります。これは音楽とか小説とかでも同じですね。
なんだか最近売れているらしいけど、これってなんとかに「インスパイア(すでに死語?)」されちゃってるやつじゃん、みんなかわいそうに、みたいな。本歌取りっていうんだっけ、でも、元ネタがわかっているからこそ成立する空間とかそこでの距離感みたいなのが楽しいはず。細かすぎても疲れるけど、あとから「当時はまだ青かったなぁ」ってあとから思ったりする。
そういう手間とか時間がかかるけど、それでこそ楽しめる世界、みたいなのはやはり最近は敬遠されがちな時代なんでしょうか。逆説的ですが、だからこそ瞬間に良い悪いを判断できるってこともあると思うんだけど。
(...ってことを書いている時点でおっさん気味なんでしょうか、もしくは書いているだけ若いのかもしれません。...ってことを判断できるのはいまじゃなくて後からのみなわけですな。もちろんそれを先取りできるのが先人の残してきた作品とか歴史の持つ価値のひとつなんですけどね。)

2006年02月16日

資料プリント作成

授業後、久しぶりに生徒用の資料プリントを作成。辞書の優劣とか、(前回の話とつなげれば)この説明とか例文からするとあれが底本かな、とか余計なことを気にして時間を取られつつ、2枚のA4にダブルスペースで印刷した英文にポイントを書き込んでいく。

ちょっと楽しくて熱中してしまいました。俺が勉強してどうするって感じで、それを考えるとその生徒にとってももったいないことだと思うんですけど。自分が高校のときにこれだけ熱心に勉強できていたらまた別の楽しみが開けたんだろうな、とか思いながらの作業でした。

それにしても手書きのプリントはそれがコピーであったとしてもやはり独特の魅力がありますね(自画自賛)。鉛筆で書き込んだものとコピーしたものを見比べるのも演出上の効果というか好き嫌いを考えると面白いです。

さすがに母語なので意味を読み取ってしまいますが、突き放して考えると「印刷されたものに対するデザイン上のバランス」を楽しめます。さらに最初は赤ペンで書き始めたけど鉛筆に変えたけど、よく見るとばれるかな、とか。どうでもいいことまで見えてきます。

おまけ:
いわゆる手書き風フォントみたいなのはその両面をうまく取り入れているわけですが、「ららら」とか連続して同じ文字を書くと表情がなくて冷めるしなぁ。

同じ文字でも複数の候補を用意するとかして、ランダムに出してくれたりするとさらにリアルになるだろうな。もしくは独自に文脈とか前後の字句を見てカーニング(?)とかの工夫を効かせるようにしてくれるとさらにすばらしい。

あとは筆圧とか再現できたら最高ですね。濃い薄いってのとも違うし、インクを盛って高くするってのとも逆なので「ドット」じゃないインパクトプリンタとかかな。細かな場所への書き込みとか、斜めに書くのにも対応してくれたら表現力はずいぶん増しそう。

それでチャットするとかさ、字幕出すとかさ、手書きの手紙を清書する(笑)とかさ。でも作家本人の書いた字で小説を読んだりしても特に感動しないんだろうな。逆に読みづらそう。フォントセットを変えて遠隔寄せ書きするとか(...はつまんないか)。んー、授業のノート取ったりとか。

やっぱり画数が多かったり書きなれない文字だと隣の文字に比べて大きくなっちゃったり、ぐちゃぐちゃってテキトーに書いてごまかしちゃったりしてくれほうが本人っぽいかな。あとは眠すぎて文字が解けちゃったり自動筆記になってる感じ(笑)とか。

2006年02月17日

くるりでほろり

生徒が休んで時間が出来た。自転車で来てたから1時間ぐらいの間に、スーパー行ってするっと買い物して自宅に戻り、ガソリンスタンドに灯油を入れに行って(今年最後だといいな)、再び塾へ。セーフ。どちらも数日行くタイミングがなかったのでなんとも効率的な時間の使い方でした。

戻ってくるのは歩きたい気分だったので20分ほど徒歩。たしかに二度手間ですが、最近はiPodでシャッフル再生に目覚めつつあるこの頃なため、これはこれで楽しい。着地するリズムと音楽のリズムの関係によっては体でも聴く、みたいな風にもなるし。最近買ったイヤフォンはエージングが進んで低音が育ってきていい感じだし。

帰り道も当然歩き。なぜか途中で途中で涙目に。

...というのは、たまたま聴いてた音楽にほろりときたから。くるりの「赤い電車に乗って」の間奏部分、ギターでドレミインバータ的なギターのフレーズで音が上がって行くところです。あれ、なんで泣いてんだ俺、みたいな。地方から出てくるイメージとか、歌詞の内容とか、いろいろ混ざった感情がどっかのスイッチを押しちゃったらしい。

http://www.jvcmusic.co.jp/quruli/index.html
http://gogo-keikyu.jp/quruli/

ごちそうさまです。

おまけ:
スーパースターが待っているのは、「市バスの向こう」かと最初は思ってた(本当は「芝生の向こう」)。

2006年02月18日

お好み焼きばかり

最近毎日お好み焼きを食べてます。

食べたいものを食べる、ってのは大事な気がしています。身体の声を聞くって意味でもそのほうがいいんじゃないか。毎朝これがなきゃだめ、ってのはそれに縛られちゃうところがあるし。そもそも毎日三食食べる理由がいまひとつわかんないし。

ということで最近はお好み焼きの日々です。意外に簡単にできるので、おやつのような主食のような、そんな食べ方をしています。何を入れてもまあ水っぽくなければそれなりに食べられるし。

久しぶりに作ると、最初は火力や材料の調節がいまひとつ。ポイントを思い出していくと、味のグレードが上がってきます。あとは、水を少なめにとか、温度が高すぎてもだめ、とか。焦げの様子など視覚的にわかりやすいのも助かります。

今日も昼休みの1時間の間に帰宅して、お好み焼きを2枚作りつつ、さらに温麺(うーめん)を食べて、戻るという意外にハードなスケジュールでした。包丁とかもそうだけど、身体を効率よく使うスポーツみたいで面白いです。

でもそろそろお好み焼きはいいかな。次はどうしよう。

おまけ:
でもお店で食べる方が、大きさとか豪華さとか、魅力がありますけどね。広島は経験済みなので今度は大阪に行って食べてみたい。あとは変形版としてもんじゃかな。

2006年02月19日

梅だよ、桜はまだかいな

おい梅だよ、梅が咲いてるよ。

すっかり油断してたな。近所でいきなり見つけてしまった。梅の季節じゃないか。もうちょっとすれば匂いでわかるかな。木々が冬の間に仕込んできた姿を披露し始めるこの時期は、散歩してても発見する楽しみがあります。といってもそんなに種類はもちろん名前すら知らないものが多いですけど。

最近は不安定なところも含めてすでに春っぽい天気模様なわけですが、梅とかいかにもな象徴を見てしまうとぐぐっと季節が進む感じがします。紅梅だけでなく近くに白梅も発見してちょっといい気分でした。あとはたとえば虫君たちか。

梅園に行くと、樹齢とか品種とかで違いが楽しめる、と以前聞いて興味があります。今年はどこかに行って見ようか。あの匂いで包まれるってどんな感じかな。んー、鼻がむずむずしそう(笑)。

おまけ:
といいながら、「花より団子」なんでしょうけどね。

2006年02月20日

カールしながら

んー、思わず1時間ぐらいカーリングのルールとか技について学んでしまいましたよ。楽しい。よく考えれば変なスポーツだよなって感じも含めて興味深い。ネット上の画像とか映像クリップ程度でしか見ていませんが注目が集まるのもわかる気がする。

選手たちのキャラクタも人気を支えているようです。難しい顔してるだけじゃそんなには見ないでしょうし。ってことで、競技人口自体が少ないわけだから競技それ自体が持つ奥深さや選手たちの人となりなんかを、わかりやすくテレビが教えてくれて中継で盛り上がってって、というところにオリンピックっていうお祭りの役目がある気がします。

でもそのお祭り騒ぎに乗じて、視聴率(視聴者が興味を持ってくれそうなこと)とかに対する想像力が足りなかったりなんだか安っぽい企画も多いんでしょうね。まあそんなところが面倒になってテレビはしまわれたままなのですが。ブラウン管じゃなくて液晶のにしたら印象も変わるかな、っていうかしばらく見ていないうちに年齢が上がったり興味の対象が変化してきていることもあって見る番組も違うのかもしれないけれど。

そういえばインタラクティブな仕掛けでどうのこうの、みたいなのが昔はインターネットの売りみたいなところがありましたが、今になってみると、他の人がどんな風に思っているかを知る装置として重宝しています。他の人といっても偏りがありますがこれだけ普及してればある程度までは使えるし。場合によっては使えるというよりは役立つしそれがなかったときはどうしてたんだっけってこともありますもんね。

やっぱりテレビはあと100年ぐらいは平気で残ってるんだろうな。

おまけ:
そういえば屋内用のような屋外のようなどっちつかずな雰囲気の場所でするスポーツは好きかも。もしかしたら人工照明による発色の感じとかが好みなのかもしれないけど。体育館の水銀灯とか。あとは屋根があるのに広さを感じさせる空間とかかな。

2006年02月21日

深夜のスーパー

24時間営業のスーパーで深夜の買い物、って結構好きです。

たしかにちょっと高い気もしますが、この時間でもやってるってのはやはり便利で助かります。人が少なくて買い物がスムーズなのもよいですね。本格的に商品の配置してて、ちょっと通りづらいんですけどここで買い物しててもいいんでしょうか、みたいな雰囲気になったりするのも。

だだっぴろい空間をふらふら。(自分を差し置いて)他の人たちはなんでこんな時間に買い物してるんだろうとか、想像しながら。でも油断してると荷物があふれて自転車のかごに入らないので注意しながら。

おまけ:
以前都内に住んでいたときは、乗換駅近くの肉のハナマサで終電時間を気にしつつ買い物してました。業務用スーパーなので単位が大きかったりパッケージが素っ気なかったりするんだけど、それもまた嫌いじゃなかったりして。カレー粉1キロとか。商品もよりますが、大きいのを買うよりは適度なサイズをその都度買ったほうが、鮮度とか運びやすさとか保存の手間とかでメリットがあるんでしょうけどね。

2006年02月22日

公立高校受験日でした

今年は担当生徒が少ないけれど、今日は公立高校の学力試験日でした。毎年出題される内容がいまひとつ切れが悪いものになってきているのが気になりますが、まぁ例年通りの出題傾向でとまどう生徒は少なかったようです。

各科目50点満点なんですが、これって内申点との合算を考えての設定なんでしょうか。毎年のことですが「点数を伸ばす楽しみがないよなぁ」と不満になります。でも実際には天井を低めに設定することが目的だからこれでいい、とかなのかも。いまさらの発想ですが。

まあこれは、個人的に内申点制度の価値がよくわかっていないことからくる、潜在的な不満なのかもしれません。あんなの書く人と読む人の両方に才能がないとだめだよなぁ。本人の知らないところで取引されるわけだし。それだけ中学生は肩身の狭い存在ではあるかもしれないけどさ、みたいな。

反面教師っていう概念ですら存在しなさそうないまの子たちを見ていると、君らも大変だね、とか思うわけですが同じような程度で彼らは周りの大人に対しても無関心なんでしょうね。で、互いに距離があると思えば友達通しでも互いの出方を様子見してたりして。

おまけ:
会社での査定方法とか仕事の仕方とか、ビジネス界の知見が教育方面にはずいぶん入ってきているという印象があります。コーチングとかグループワークとかポートフォリオとかの横文字系のアイディアもそうかも。でも、誰にでもすぐできるわけじゃないけど、普通に考えればできること、なのになぁ、とも思うんですけどね。欠けているものを海外に見つけてどうする、みたいな。

2006年02月23日

卒塾おめでとう

中1から担当してきた生徒が今日で卒塾。来春から大学生になります。これまで6年間担当してきて(いや、正確には一時期他の先生にお願いしたのでその期間を除きます)、最長記録となります。

確かに成長しているのに、入塾当時のかわいらしいイメージが重なります。照れたときの笑顔とか怒り方とか、当たり前ですが6年間変わりません。たまに鏡文字を書いちゃうところとかのクセもそのまま。週に一度の付き合いでしたが、なかなかいい男に育ったんじゃないかと思っています。

大学からの課題をこなすため、まだ3月も塾には来るのでもう会わないってわけじゃないです。でも毎週この曜日のこの時間は、ってのはなくなるわけで、年度が変わるこの時期ならではの心境です。

いろいろ学ばせていただきました。ありがとうございました。

おまけ:
自分が塾講師として初めて担当した生徒は、えーと、当時中2だったから(計算中...)、今頃は27歳ぐらいかな。ひゃー、それは歳も取るわな。

2006年02月24日

スリムノート

最近気に入っている文房具のひとつはスリムノート。

え、聞いたことない?それは残念です。やはり売れてないのかな。スリムノートはコクヨが売り出した縦長にカットされたノートです。外見上の特徴はそれだけなので、発表当初はなんだそれ、とかって感じだったんですが、使ってみたら意外に便利でした。

プレスリリースは2005年9月の日付です。でも知っている人はどれぐらいいるのかな。セブンイレブンで買えたりもします(売ってないところもありますが)。

結局使わない余白部分があらかじめカットされているので、無駄にスペースを空けてしまうことがありません。全体像が視界に収まりやすく、見やすいし書きやすいです。また横幅が小さくなることでプレスリリースの写真にあるように持ちやすいというメリットもあります。

個人的に昔からB判よりA判が好きなんですが、これならいいなと思って勉強するときにも(ルーズリーフとかコピー用紙じゃなくて)ノートを積極的に使うようになりました。A5サイズでは小さすぎて発想が制限される感じだし、A4判では(個人的にはB5判でも)見開きだと外出先などで机が狭く感じる、ということもありません。

(まあ、混んだ電車の中で新聞を器用にたて折にして読んでいるようなもんですかね。)

ということで便利です。おすすめ。

おまけ:
でも学校とかだとやっぱりJIS規格のものじゃないと受け付けられないんだろうな。

2006年02月25日

簿記の試験を断念

結局明日の簿記の試験には間に合わず。われながらがっかり、しているかと思うとそうでもなく仕方がないんじゃないでしょうか、といったところ。それよりは少しずつでも簿記の世界観みたいなのが見えてきたことが喜ばしい。

まあそんなことだから間に合わないんだろうけど。このままでは試験料と通信教材の費用がもったいない。

おまけ:
次は6月になります。どこで受けることになるのやら。

2006年02月26日

とりあえず的勉強

ある分野について手っ取り早く知りたいときには、関連する本を数冊まとめて読んでいくと良いです。次第に自分の中で評価軸ができてきてくるのがわかります。専門用語もその価値がわかってくると読んでいても考えることのレベルが上がってきます。いままで使ったことのない言葉でぐぐってみたり、新聞の読み方が変わったりする経験が新鮮だったりして。

もちろん、本を読んでわかる程度の分野に限りますし、対象が広すぎると荷が重過ぎます。また、実践が必要なものは当然ながら演習問題を解いたり自分で作ってみたりするために時間がかかります。まだ答えが存在したり目に見えるだけよいのかもしれませんが。

これらは自分の中だけでなく外に出したものを眺める過程といえばいいでしょうか。評価だけではなく自分でも表現することになり、その整合性に苦しむ過程でもあります。うまく動かないとか答えと合わないとかですね。ちなみに解説を読んでもわからないのはたぶん問題外です。

というわけで、今日はわかっちゃいるけど、的な知識の勉強に苦しんでいました。くそー。

2006年02月27日

手数料

手数料め。

2006年02月28日

4745

最近はすっかり省エネな生活になりました。節約ってほどの意識もないんですが、無駄に思えることにコストをかけなくなったというか。年度末だからというのもあるのかもしれません。

今日は塾講師のバイト先で顧客(保護者)に送る書類づくり。どれだけ短時間でまとめてもその作業に見合った手当てが支払われないのがあいかわらずやな感じ。文章による表現力が乏しいこともあるんでしょうが、どうせ反応はないんでしょ、とか毎月考えてしまう。

教育業界ってなんていうか「善意とお金を引き換えにするとは何事か」みたいな雰囲気からか、サービス残業が消えない業種だと思う。会社として成立しているのだから、質の高いサービスに対してはきちんと対価が支払われていいのに(顧客は会社に、会社は従業員に、従業員は会社に)。

決算とか株価を見る限りは成長しているんですけど、現場はねぇ、みたいな。生徒の成績が上がって、顧客が喜んでお金を払ってくれて、それで会社も成長できて、みたいなのはたしかに理想なんです。けど、そんなwin-winの関係に現場(のアルバイトたち)はどれだけ参加できているのか、と。

このサイクルをまわす「歯車」な気分にもなります。そりゃ省エネにもなるわな。

おまけ:
上に書いたような構造は塾業界だけではなく、学校の先生たちが抱える負担も無視できない社会的なコストじゃないだろうか。バイトはその点フリーライダーな人もいるけれど、学校は逃げられないのが大変そう(反動からか自分が子供のころより精神的な原因で退職する人は増えている印象もある)。その分だけ先生役や生徒役を演じて終わり、ってところなんだろうけど。で、そんな閉じた環境に対して塾が逃げ場として存在するって見方もありますね。なんだかなあ。

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