冬期講習も年内最後です。朝は少し早く行って教室を掃除してみた。といっても机や本棚の上を一部拭いたりする程度ですが(きちんとしたのは授業が終わってから他の講師たちとやりました)。
ずいぶんと教室が汚くなっていることを再確認できました。こういう表現に同意してくれる人がいるかはわかりませんが、教室全体の雰囲気とリンクしているのだと思います(と以前から思っていて定期的に教室の状況を確認してはいました)。
レベルの低い落書き、消しゴムのかす、プリントの忘れ物が増えてきました。特別な例を必要以上に取り上げたいのではなく、平均値としてもこれらの例が増えているのが確認できます。
もちろん講習で人口密度が増えていることもありますが、これだけ人数が増えてくると個別指導という役割を忘れて、教室全体に「なれ合い」化が進みます。授業とは呼べないレベルの授業だったり、そもそも授業ブースに講師がいない(しかも日によって変わる)とか。もちろんこれは講師によって質や程度が異なりますが、以下に書くようにほかへの影響があります。
自分たち自身をコントロールできない状態で、さらに生徒や保護者を抱えるとなると、それぞれ個人の善意の部分に頼ることになります。共有された明確な基準がない状況ではそのためどこまでも妥協してしまいがちです。
教室の様子をじっと注意してみるとよくわかりますが、どこかのブースで大きな声が出ると他のブースに影響して全体的な騒がしさが増えます。無意識に他人の影響を受けることでダメな連鎖が続きます。ダメな部分をまねする講師が出てきたり。
同じお金を払っても場所や時間帯や講師によって、大げさにいえば生徒の将来も左右されてしまいそうです。自分がうまくいったからという理由で受験指導したり、お金払ってるのに苦労話を聴かされたり。忙しさ自慢なんていらんし。
本来であればここから「じゃあどうしよう」みたいな展開になるべきなのでしょうが、その勢いは今の自分にはないのが現状です。それよりは距離を置きたいと思います。受験や学年末試験までしっかり仕事して、消えます。
おまけ:
ここで文句を書いても仕方がない訳ですが、さらには「消えます」なんて書くからダメなんだよって感じでもありますが、通常思っていることを書くよい機会だと思うので書きました。昔はよかった、とかいうつもりはありません。あの設備でやるのにも限度があるでしょうし。でも少なくとも掃除ぐらいできないとだめなんじゃないの?そこら中に小さなゴミが目につくし。