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2007年05月 アーカイブ

2007年05月02日

2007年経過報告4月版

2007年の目標について、進み具合を報告します。

1. 仕組みを積極的に学ぶ
a. 勉強。以下の勉強本など読んで受けた刺激を仕組みに変えるべく試行錯誤中です。

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b. 英語。TOEICの問題集で921という参考スコアが出たので、前向きな気持ちで学習を進めたいところです。目指すは6月の試験で900点、秋ぐらいまでに950点としました。具体的な(といっても細かいとか見栄っぱりなものではなくて現状分析や自分のクセを考えた妥当な)計画を立てたので自分でも楽しみです。

2. からだに気づく
a. 朝の散歩を継続中。といってもくるっと近所をひと周りする15分ぐらいですが。無意識に力みがちな左肩も、すこしずつほぐれているようです。自分のカラダに意識を向けるのにも朝はよい環境なのかもしれません。
b. 英語の勉強では発話練習中の言いまつがいというかマイクロスリップが気になる気になる。困ったものだけれど、この手のミスはいらだったから直るものでもないし、むしろ悲しさだけが残りがち。気にせずに、継続による習慣化と、練習していない時間に脳内で進むであろう修正効果に期待しよう。

3. 生活に必要なものを減らす
a. どちらかといえば小食傾向。煮干しでだしを取るようになりました。なんだ簡単じゃん。
b. 本などの処分はあまり進まず。むしろ貿易赤字。
c. 番外編。なんとなくというタイミングで今後の生活についてイメージしてみた。いけそうなのであと10年ぐらいはこれでいく、という感じ。年齢(ちなみに30台前半です)的にも10年という時間感覚がさすがに掴めてきたので、たぶんいけると思います。ただし自分を支えるものとして勉強も運動も重要。

おまけ:
今後の生活については、おそらく5年ぐらいした頃に修正も検討した方がよさそう。というかこの手の計画に対する賞味期限が時代的にはだんだん短くなってきているのかも。あるいはわざと短かくしておいた方がいいのか。そもそも年齢的なものを考えるとそれに拮抗するようにして感覚的には変化なし、なのかな。んー、宿題とします。

2007年05月03日

水膨れ

冬に試した防寒対策のあれこれを撤去。ごくろうさまでした。
その際に両面テープをきれいにはがすのに苦労してたら、親指に小さな水膨れができた。これならつぶさなくてもいいか、というサイズでしたが、なんだか懐しい気持ちになりました(部活とか)。

おまけ:
シェルスクリプト学習中。

2007年05月05日

6月末のTOEICで900点以上

TOEICを申し込みました。

受験日は6月の最終日曜日である6月24日。何度か書いていますが、900点を超えるのが目標となります。ちなみに去年の3月時点の結果は、Listening 405 + Reading 455 = Total 860 でそれ以来の受験です。でもテストに合わせた対策はそれほどしないつもり。それよりも英語の実力そのものを上げるようにしたい。

自分の場合は語彙と発話能力向上が課題です。前者はニュース記事や小説など幅広い素材を相手にした時の不安を、後者についてはどうしても聞き手にまわってしまうという現状をどうにかしたいです。このレベルにはありがちなトラブルのようで、意識的な訓練をした方がいいらしい。

ということで、朝の散歩から戻って最初にするのが英語の学習です。

おまけ:
ちなみに勉強方法について参考にしているのは、以下の、森沢 洋介『英語上達完全マップ』、正確にはその元になった同名のこのサイトです。読んでわかったつもり、で終わらないように、内容の一部をノートにまとめ直して勉強の進め方をきちんとイメージしてからはじめました。

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森沢 洋介

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書いてあることはどこまでも基本的なことです。基本的といえば、佐伯智義『科学的な外国語学習法—日本人のための最も効率のよい学び方 』を思い出しました。地味だけどこれもよい本です。

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2007年05月07日

夏の色合い

今朝ツバメを見ました。菖蒲や藤棚など春から夏へと色合いが変わっていきます。近所の畑でも夏に向けて作付完了、なところが増えてきました。いい気分です。ところが昨日の雨で夕日がいまいちきれいに見えず、つい窓ガラスの掃除に熱中してしまいました(夕方や曇りの日は汚れが目立ち、やりやすいので)。

おまけ:
シェルスクリプトは入門書終了。知識の穴を埋めるだけでなく、vim に(かなり苦労しながらも)慣れてきた、という副産物もありました。次はもう少し実用的な内容に進みます。

2007年05月09日

いただきもの

ポストに郵便物が...ということで、技評(技術評論社)さんからいただきました。

20070509_gihyo.jpg

中身は本です。ありがとうございます。
(あるコーナーの感想を書いたら当選しました。)

2007年05月10日

床屋にて

雨がやんだタイミングで床屋へ。
今回もいつもの人にお願いしました。

毎回技が進化しているのがステキ。今回のそれを指摘したら「そこに気づいてもらえるなんて」みたいな笑顔がまたステキ。道具や使い方など教えてもらった工夫ももちろんステキ。

というステキな時間でした。
ありがとうございました。

ただし、目をつむったまま考え事をするのが好きな客、と、自称凝り性な担当Yさんの組み合せなこともあって結構時間がかかりますけど :-)

おまけ:
新川義弘『愛されるサービス』はサービス業関連で最近読んだ本のひとつ。(なんだか片仮名が多いですが)サービスを支える三要素の話など、納得できる話が多いです。

愛されるサービス愛されるサービス
新川 義弘

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2007年05月12日

自分のクセかも

(ひとつ前のエントリの続きです)
床屋といえば。

考え事をするのに向いているし目をつむっているのが好きです。でも、実はもうひとつ理由があります。それは視覚以外でいろいろな発見ができること。普段は情報を得る手段として大活躍の視覚を休ませると、それ以外の感覚が少しずつ開いてきます。

といっても特別なものではありません。耳かきを使う時みたいに普段とは別の感覚にスイッチが入る点が重要です。音、匂い、重さ、滑らかさなどいくらでも素材はあります。人の動きを追いかけるのもいいですね。たとえば光が存在しない空間に自分を置くDIDや、サウンドスケープ系の話に共通する面白さもそういうところにあります。

2005年DIDパンフレットより

さらにいえば、これはNLPなどでいうところのいわゆる VAK(視覚・聴覚・触覚、Visual, Audio, Kinesthetic senses) とも重なる話です。対象は同じでも受け取り方には個人差があります。しかしそれ以上に注目したいのは、その差異を自覚しようとしたり、全体のバランスを回復していく過程で得るものは非常に大きいという点です。

おまけ:
もちろん、つねに自分が気にしているキーワード「さかいめ」ともつながります。

2007年05月13日

次の段階へ

(感覚と思考、というような分野にさらに話をつなげて書いてみます。)

以前は「自分がどう感じているか」というレベルで止まっていて、ある意味ではひとりよがりで閉じた状態でした。ここ数年はその制限というか地に足がついていない状況に悩んでいましたが、今はどうやって自分の経験や考え方を社会とリンクさせていくか、という次の段階でがんばっています。

大学院を退学し塾のアルバイトをやめ就職活動をしているのもその一環です。年齢や実務未経験な分野であることもあるのでしょうが、なかなか結果が出ません。というかそもそもスタート地点にも立てているのかどうか時には不安になりながら、という状況でふんばっています。

今回は(も)、形になるまで何年かかかりそうですが、そういう泥臭い部分はもちろん覚悟の上で真剣に取り組んでいます。実は昨日は会社面接でした。どれだけ伝わったかわかりませんが、そのような想いも話したつもりです。予定時間を延長して面接をしていただいたのですが大変に充実した時間で、会社や人の雰囲気も含めてここで活躍したいという希望を強くもつことができる環境でした。

となんだか書き散らしてしまいましたが、このまま載せておきます。では、おやすみなさい。ぺこり。

2007年05月14日

早起きの仕組み

最近は早起きです。
基本的には5時起床ですから。

夜更しも得意なんですけど早起きも得意にしようと思って。それにやりたいことを考えてこの時間になりました。具体的には朝の散歩とか英語の勉強とかですね。寝るのは11時ぐらい。15分ぐらい昼寝もする(寝すぎると逆効果)から、日付が変わる前に布団に入ればまあ大丈夫。

特に、一日のスタートである起床時間を一定にするメリットは大きいようです。もちろん長さや時間帯は人によって異なりますが、そこでスケジュールをリセットしているような感覚があります。就寝時間というゴールは先延ばしできるというのは結局は錯覚ですし(まだ時間があるとか思っちゃったりして)。

とはいっても、意思の力だけでがんばるのはつらいので光を浴びるとか体を動かすなどの工夫を入れた方がいいみたいです。カラダが起きてこないのに無理しても、ね。自分の場合はそれもあって散歩と英語(瞬間英作文)が日課です。ここらへんは築山節『脳が冴える15の習慣』(生活人新書202、NHK出版)などからヒントを得ました。ちなみにその前に出た『フリーズする脳』(同163)もあわせておすすめです。

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いくら人が脳を発達させたとか自由な意思を持っているとか言っても、ある面では目とか鼻とか穴が開いてるだけなので、外からの刺激をセットにして生活を組み立てていくということになります。ということで早起き以外にも適用できる話でした。おしまい。

おまけ:
ついでにこの本の内容にからめて言えば、次の自分の課題は「掃除」です。

The Bourne Ultinum

自分用にメモ。

The Bourne Ultinum が2007年8月登場、とのこと。

2002年の The Bourne Identity、2004年の The Bourne Supremacy ときて、3作目になります。忘れたころに、というタイミングですが予告編(というよりはティザー)はあいかわらずな感じです。

公式サイト(音が出ます)もいちおうあり。IMDb、そしてWikipedia にキャストなどの情報がありました。そっか Wikipedia も imdb-like に使えるのか。

2007年05月15日

SJC-A合格

先日、Javaの資格である SJC-A(Sun認定Javaアソシエイツ試験) に受かりました。

20070515_sjc-a.jpg

最も初級レベルのやつではありますが、オブジェクト指向、Java言語の仕様、Javaプラットフォームの全体像に関する知識など幅広く問われるため、学習過程で得るものは大きかったと思います。それに受験料は安くありませんが、ただ勉強するよりは(まあ正直に言えば履歴書にも書けるかなという動機もありましたが)「合格」と認定されると、気分的にもいい感じです。

ということで、2007年の目標として挙げた資格のひとつ目となります。別に資格があるからえらいわけではありませんが、もう少し経験を積んで勉強しつつ、年内にもうひとつ上の SJC-P を取りたい気がしてきました。ちなみに来月はTOEICで900点を目指します。

おまけ:
あ、FizzBuzz問題は5分ぐらいで書けました。プロからすれば遅いのかもしれませんが、操作に不安の残る vim を使って(もちろんカーソルキーは使用禁止)、という条件つきですので、自分にしてはがんばった方かと。

2007年05月16日

ペドロサじゃなかった

タブなど使えて便利な poderosa は、TeraTerm などと並んで有名なWindows用ターミナルエミュレータです。で、ついさっき発見して軽く衝撃的だったのですが、実はずっと「ペドロサ」だと思ってました。よく見ると「ポデローサ Poderosa 」だし。いや驚いた。失礼いたしました。

なんで間違えてたのかを考えてみたのですが、たぶんペドロサの方が当時の自分には脳内順位が上だったから、という結論になりました。その先入観というか知識で「なるほど、ペドロサか、いいねえ」、そしてそのまま固定されてしまった、と。

これとはちょっと別だけど、似たようなことってありますよね。外来語(カタカナ語)のように最初は身近じゃないものとか、同様の意味でに子供にとってのコトバとか。「エベレーター」や「シュミレーション」や「ハードデスク」など。この件はまた書きたいと思います。

2007年05月17日

かんせんき

(前回の続き)

「エベレーター」のような言い方は、音声学的とか言語学的には音位転換またはメタセシス metathesis などの名称で呼ばれます。一般的(でもないか)にはスプーナリズムという言い方も。「ふいんき <ーなぜか漢字変換できません」みたいなのはそれを茶化しているわけですね。

子どもの発達とからめたものなど、研究としては様々なアプローチがあるようです。でもそれ以前に、具体的な例を集めたものは単に見てるだけでも面白い。例えば、子どもの言葉とエベレータ症候群とか。検索してると「エベレーター症候群」っていう呼び方があちこちで出てくるけど 誤認性エベレーター症候群 がオリジナルなのかな。

そういえば自分も小さな頃にはよく換気扇を「かんせんき」って言いそうになってたのを思い出しました。今にしてみれば、(1)子供はあまり日常使わない言葉だし、(2)漢字として知らないから意味のおかしさに気づかないし、(3)頭の中の意味ネットワーク的にはより身近な扇風機「せんぷうき」に機能的にも音的にも近くて(「せん」が前に行くのと、「なんとか機」のように「き」で終わる方が慣れている?)引っ張られるから、というような視点で分析できるんだとは思うのですが。

おまけ:
そういう学問的追求とはまったく関係なしに、ほぼ日刊イトイ新聞の 言いまつがい はおすすめです。でも、人前で読むのは避けるべきかも。

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磁石式電話機(ハンドルタイプ)

先日新宿方面に出かけたのですが、老舗のカメラ屋さんで面白いものを見つけました。それは電話機。といってももちろん普通のものではなく「ハンドル付き電話機」。どうやって使うわけこれは、というデザインでした。その場では写真を取るのを忘れてしまいましたが、さっき探してみたら、鉄道博物館の資料ページに同じタイプのものを見つけました。そうそうこれです。

どうしても気になってその時接客してくれた店員さんに聞いてみたところ、内線として使っているのだそうです。しかもハンドルを回す回数によって銀座とか横浜とか各支店を呼びわけることができ、電話会議のように同時に話すこともできるとか。レトロなデザインですがこの写真同様ピカピカで、活躍しているようでした。NTTのマークもついてましたね。

分類的には磁石式電話機とか呼ぶみたいです。ダイヤル式の黒電話は実家で使ってましたしこの質感も含めて懐しいです。電話網の話はネットワーク関連の授業で仕組みとか習ったけど、こういう仕組みの話ってやっぱり楽しい。しかも今はwikipediaをはじめ調べる楽しみだけでなく、skypeとかさらにはAsteriskとか自分でいじる楽しみもあるし(とか書いてたら本日は世界通信記念日であるらしく、それにあわせて日本Asteriskユーザ会設立日であるとのこと。なんという偶然でしょう。あ、Alan Kayの誕生日でもあるらしい)。

おまけ:
Wikipediaで黒電話の項目の最後に

回転式ダイヤルを備えた電話機を見たことがない、という世代が次第に増加している。実際、黒電話などの回転式ダイヤルを備えた電話機を事前説明なしに操作させると、指を入れる穴をまっすぐ押すばかりで「回す」ことがわからず、結局発信できないという子供が増えつつある

ってさらりとBTTFなことが書いてあり、軽くショックでした。でもこのエントリも、ある程度の年齢以上の人からすれば同じことなんでしょうけどね。

2007年05月18日

換気扇

かんせんきの話を書いたのでたぶんプライミング効果なんでしょうけれど、換気扇をきれいにしたくなりました。ということで、ほこりと油の混ざったあの汚れと格闘し、最終的には白さを取り戻して気持ちがいいのですが...

(1)汚れだけでなく洗剤に直接触れるのがいやで時間がかかるのが難点。あとで調べたら手間のかからない先人の知恵がいくつも出てくる。そうだよ、今回も重曹使えばよかったんじゃん、とか。どちらも化学反応を利用して汚れを落とすという点では同じなんだろうけど、洗剤とかも減らす方向で進めます。

(2)それに作業が面倒なことに変わりはない。だから今後は照明の笠なども含めて同種の汚れの処理を自分のスケジュールに組み入れることにする。以前から「この部屋から引越す時にはハウスクリーニングの人が驚くほどきれいにしてみよう」とは考えていますが、その準備としても有効だし。手間と汚れるペースを考えて、まずは月に1回ぐらいで大丈夫か。

これら二点に気をつけて、別のことに時間を使おう、というのが今回の教訓でした。

おまけ:
玄関の汚れとかもついでに処理。そんなものだと思っていた汚れがなくなると、(自分の頭には)逆に不自然であるらしくつい見てしまう。この状態を自然にしていけばいいわけだから、よく覚えておくように >自分。

2007年05月19日

掃除について

(ひとつ前の続き)

換気扇はいいとして他の箇所も多数処理待ち中。ところで手間とか面倒とか書きましたが、きれいになる以外に得るものもあります。汚れの原因でもある普段の自分の行動を振り返ってみたり、掃除に集中したおかげで頭がすっきりしたり、普段の買い物に新しい基準ができたり。そんなわけで掃除は実はありがたいものだとも思っています。

(今回は自分の家の掃除についてですが、もちろん外出しても気になることが多いです。よく言われるようにトイレの様子がお店の雰囲気とある程度連動してたりするし。きれいなものを売っていても棚のほこりはそのままだったりとか。)

そのため入口部分の「面倒だと感じる心理的抵抗をいかにやり過すか」は工夫のしどころ、今っぽく言えばライフハックでもあります。このようなエントリを書くのも、掃除にたとえれば「書き散らしたことで考えがまとまる(発散したあとに収束する)」という効果を期待していたりするし。

なんで掃除が必要なのか、と聞かれれば自分としてはそういう様々な面でバランスを取るため、となります。精神的な修行というのは大げさだし、汚ないと叱られるから、もつまらない。言い換えるならエントロピーを一定の幅に保っておいて、自律というか中庸な状態でいる、というところ。料理とかもそうかもね。

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2007年05月20日

ゴーヤチャンプルに初挑戦、の巻

本日の夕食はこちらでございました。

20070520_goya.jpg

ということでゴーヤチャンプルに初挑戦、の巻。でも基本的には切って炒めるだけでした。ゴーヤーの質感(重さとか硬さとか中身とか)が自分のイメージの中にないのではじめの下ごしらえは慎重になったけれども、あとは問題なし。適度な苦味がよいですね。

どうにかなるじゃないか、という達成感は料理の楽しいところです。しかも作って終わりじゃなくて食べれるし、行動を振り返って次の機会につなげられるし。きっと外で食べる機会があったら観察してるはず。

これで就職も決まれば、お酒もいっしょに飲めるのですが、それは今後の楽しみとしておきます。

おまけ:
季節ものということで次は筍御飯の予定です。

2007年05月23日

換気扇その後

今日の工夫はこちら。

20070523_fan01.jpg

換気扇のコンセントです。うちのは設計上ヒモを引けば同時にフタが開くタイプなんですが、先日の掃除で「電源を入れなくても通風口として便利かも」と考えました。そのため元に戻した後もそのままにして、勝手に空気が出入りするようにしています。騒音なども入りやすいですが、それはまあ仕方ない。

20070523_fan02.jpg

それよりファンの動きを見ていると、空気の動きがわかって面白いです。回転する方向や速度など風車のように表情がありますし、窓も開けていれば体感的にも部屋が呼吸しているのがわかります。しかもモーター音もせず静か。玄関を少し開けておくよりはこちらの方が安全だし、よいのではないでしょうか。

ただしガス漏れ時のことも考えてなのか換気扇のコンセントは高いところにあり、頻繁に抜き差しするのは不便です。なので別のところから電源タップを引き回して設置、切り換えられるようにしました。冷蔵庫に載せる形でコードにも負担をかけずに設置でき見た目もすっきり。

この工夫で梅雨の季節と夏の気候にうまく対応できれば、と思います(いや、早く引っ越したいですけど)。

おまけ:
もちろん調理中などは従来通り強制的に回した方がいいです。熱も出してくれますし。

2007年05月24日

ずれてて面白い

昨日換気扇の羽が回っている様子を携帯のカメラで撮影しようとしたら、時間差がかなりあるみたいでした。動きを上手く掴まえられず目の前の現象と画像がずいぶんずれてしまいます。なんだか昔の衛星中継みたいだなと思いつつ、それでもこれはこれで興味深いです。距離は関係ないので数年前のモデルが持つ処理能力や表示(伝達)速度の限界なのでしょうね。

「ずれ」という表現は、その「ずれ」を含んだままひとつの風景として扱える、というところが面白いと思っています。「完全に別のもの」というのとは異なります。例えば小説や映画の展開は時間や観客の経過と読者の記憶のずれをどう作っていくかという部分に様々な技術が開発されているのだろうし、自分や仕事を通時的and/or共時的に俯瞰して見る(比較する)というのもよくあることです(「完全に別のもの」だったはずのものが突然つながったりもします)。

そんな「ずれ」を許容できるのは、脳がそのサイズ内で配線を組替えていける柔軟さを持っているからでしょう。ハードウェアとしてある程度制限があっても、ソフトウェアによって変化させられる部分も少くありません。自分自身以外も含めて影響を与えたり逆に与えられたりして、同じ状態であり続けることもできません。たぶん「ずれ」てる方が普通でそれをどう乗り込なすか、が重要なのでしょう。

もっと賢くても

(どちらかといえば先ほどの続き)

ネットワークとしてのインターネットって、脳や神経に例えられるほど、速度や緻密さなどの面ではずいぶん対抗というか似てきている。でも、まだまだ「これで満足」とは感じられない。世界中をつなげる中継専門のやつは能力も値段もすごいのはわかるが、それに負けないくらい端末ひとつひとつも賢くなっていく方が楽しいというか楽だろう。

(賢くなってはいけないということはないし、ハードの使い方は後からどんどん発明されるし。たとえば今だってウェブとメールで十分、とかいいつつそこでビデオ見てたりする。ウェブとメールのデータをやり取りできるのも自分以外ががんばってくれているからだし。)

で、(最近少しずつ実現しつつあるけれど)PCとか携帯とか区別する意識もなくて、(なかなか実現しないけど)P2Pというか位置や移動の有無を気にせずにグリッド(メッシュネットワーク)を構成しつつ、(まだ未来の話だけど)ジェット気流みたいな階層があって遠くに行くには高速道路や飛行機を使うと速いけど資格の確認と特別料金がかかります...みたいな感じに将来的にはなっていくのか。

最後のイメージは今だとInternet2とかなのかもしれないけれど、ビジネス的にはNGNのそれなのかな。いや全部飲み込んでいくのがNGNなのか。そういう縦の部分と国というか市場や規格などをめぐる横の部分で、この10年ぐらいで調整というか競争していくことになるのだろう。

...という話を書いてみましたが作る人だけじゃなくて使う人がいるわけで、実際にどのように使われているかがイメージできないと説得力がありませんね。

かに穴

今日の写真はこちら。

20070524_gohan.jpg

ご飯を炊くとできるこの穴は「かに穴」というらしいです。
写真はなんだか黄色いけれど、これは台所の照明が白熱灯色なため。
あ、それに玄米だからかもしれません。

2007年05月25日

うさぎ

はてブで知った記事を経由しつつ、「うさぎ」でこのジャケットっていえば...と思いだしたのは、タール人形の話。wikipediaによるとなんだか歴史的にも内容的にも深いんですけど。はじめて読んだのは数年前に教えた高校生用の英語教科書でしたが、どうりで違和感を感じたわけです。ということでデザインとしてはこの話も意識しているのではないかなあと思いました。ちがうかな。

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ご活躍のようですが

もしかして最近は比較的身近な(ってそこからして難しいのかもしれないが)動物を登場人物に見立てた子ども向けの話って少ないのだろうか。

カエル
(こちらは鳥獣戯画に出てくる蛙、じゃなくていただきもののツボ押し器。)

...とか書こうとしていろいろ調べているとブログを書いてる方がいらっしゃいました。なんだか先回りされている気分になったのでここで終了。また機会を改めて書く(かも)。ちなみにテレビ電話にも進出済み(使用レポート例)です。まあ、なんだかどっちも大人の都合だよなあ、って感じがしました。

2007年05月26日

Joostを使ってみた

Joost を数日使っていますが、たしかにいいかも。

(TechCrunchとかで invitation を配布中。)

「え、これ好きに選んでいいの? 」な第一印象。ケーブルテレビとか有線放送に触れた時の、もしくはボーリング場に(レーザーディスク仕掛けの)ジュークボックスが出てきた頃の感覚を思い出しました。だからこそすぐ物足りなくなった、という部分もあって、上質なものならチャンネル数が増えても困らないので是非がんばっていただきたい。個人的に普段はテレビがない生活なのですが、これは嫌いじゃないです。

ただ、視聴地域によって見れるコンテンツに差があるなどの難しい部分もあります。DVDやiTunes Store同様、わかるけどこの手の話はやはりもやもやしますね。Pandoraも悲しかったし、どうにかして抜け穴、じゃなくて解決策はないんでしょうか。いろんなところで選択肢を模索したり交渉したりという段階なのでしょうが(と期待したい)、なんだかデジタル鎖国状態(っていうのは言い過ぎか)です。

それでも質が高いだけじゃなくて視聴者側がある程度コントロールできるメディアが増えるなら、たしかに大画面ディスプレイの需要を呼ぶのかも、とは思いました。それに比べると日本はまだ「画面がでかい」だけで買ってて、DVRとかも名前通りどこかビデオの延長としての扱いなんじゃないか、と。

おまけ:
YouTubeとかGoogleVideoとかは画質向上を目指したりはしないのかな。データ量とか半端じゃないのはわかるけど。デジカメの保存サイズは、みたいな話に似てるか。

2007年05月28日

オレンジに含まれているもの

今日の写真はこちら。

オレンジジュースのパッケージより

オレンジジュースのパッケージなんですが、

オンレジをはじめとした
柑橘系のフルーツには、果物そのものに
含まれているビタミンCが豊富に
含まれています。

と書いてありました。「果実そのものに含まれている」が余計なんでしょうが、もしかして「追加したのではないんです」と言いたいのか。それでも上の方のもあわせて「含まれ」まくっててくどいです。改行と字数の都合なのか、じゃあなんでそもそもセンタリングするんだ、など気になるところがいろいろ「含まれ」ていました。

この製品に限らずプライベートブランド系のものにはどうしても中途半端感が残っている印象があります。別につき抜けてる必要はないし目立ちすぎるのも戦略上まずいのでしょう。それでも商品に対する発想そのものをコピペしているような、甘さみたいなものがやっぱりあって。

「形から入る」とか「まねる」は「まなぶ」、みたいな話もあるけれど、本当に学べてるか、ってのはつねに気にした方がいいと思うけどなあ。(経済現象的にはなんとかスパイラルって話につながるのかもしれませんが)まあ安いから売れるんだろうけど、どこかで何かが削れているんじゃないかと。

...ってなんでこんな結論になってるんだか。とりあえず、オレンジジュースは値上り傾向にあるみたいですが、がんばって今の価格帯を維持してください。あと、香料はなくてもいいんですけど必要ですか :-(

おまけ:
やはり個人的にはこういうところが気になる、というか目がいく性格らしい。技術書読んでて読書メモとは別にtypo.txtとか作ったりするのも苦じゃなかったりする一方で、瑣末なところに集中しすぎて気付けば本筋から外れていることもありますけど。いいか悪いかというよりは、それを活かした方が面白いよ、って話なんでしょうけどね。

ふわふわした写真

ネタフルさん経由で Jan von Holleben という写真家による Dreams of Flying というシリーズを知りました。たしかにステキ。ミシェル・ゴンドリー(例えば『恋愛睡眠のすすめ』)っぽくもありつつ、こういうふわっとした感じってピーターパンとかも含めて欧州的には子どもの夢の共通イメージなのかも、と思いました。いやもちろん、世界征服とか億万長者とかっていうベタなものとかもあるんでしょうけどね。

ちなみに、

どこかで写真集とか買えるのかな。

とのことですが、shopというページで買えるみたいです。時間がかかるもののAmazonでも買えます。以上コメント代わりのエントリでした。ぺこり。

Dreams of FlyingDreams of Flying
Jan von Holleben

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2007年05月29日

家電処分の見積り

使っていない家電類の処分は今年の目標のひとつです。

でも、実際のところはちっとも進んでません。そういえば来月で上半期も終わりだし、このままでは毎月書いている目標の経過報告がさみしいことになりそうです。ということでそのプレッシャーを利用して少しずつ動きだしました。

引取りにも料金がかかる時代なので収支がマイナスでなければいいのですが、いきなり業者を呼ぶのもちょっと怖い。そこでネットで見積もりをしてもらおうとしたところ...仕様とか調べるのがそもそも面倒でした。見た目とかより大事そうな購入年や製造年といった情報は、記憶があいまいだったりがさごそと調べるのも大変です。困った。

とりあえずナショナルは生産終了品のカタログが用意されているのが素晴しい。寄り道したりヤフオクとか見て値段にがっかりしつつ、どうにか記入して送信。ちなみに、今回処分予定の家電は全部で10個近く。いやサーキュレータとかクッキングプレートもこの機会に処分したらいいか。

次の課題はどうやって玄関先まで運ぶか、という点です。片づけたいのだがそのために片づけないと、みたいな冗談みたいな状況なので。また書きます。

おまけ:
ちなみに本はほとんど手付かず。どの視界にもダンボールの茶色が混ざってくる状況はそろそろ飽きてきたし、早く脱出したい。家電類が出ていったら気分とか状況が変わるので、次の段階に進めると思います。これはたぶん来月以降の報告課題となります。

2007年05月30日

そばがら

今日の写真はこちら。

そばがら

これは、「そばがら」。使っていない枕を解体した時の一枚です。なんでそんなことしたのかといえばこれも処分のため。先日資源ゴミでは回収してもらえず(すいませんでした)、調べ直したらしっかり「可燃ゴミ」に分類されているのを発見した次第です。ちなみにもうひとつ出し忘れたいわゆる低反発まくらは「不燃ゴミ」。ついでなので両方とも中身とカバーを分けて、後者は資源ゴミとして出すことにしました。

ぐりぐりおばあちゃん

Microsoftから Microsoft Surface というのが発表。

でも、この手のatomとbitを行き来するUIはMulti-touchとかtangible media groupなど何年も前からいくらでもあるのになあ、と思う人もいるはず。それでも学術研究よりこんな風に一般向けにプレゼンテーションする方が広告効果は高いんでしょうね(iPhone発売前なタイミングなのも狙いなのかと疑ったりして)。

たぶん重要かつ面倒なのは「携帯やカードなどを自動で認識して」という部分なのではないでしょうか。将来的には規格がライセンス式で、対応する製品じゃないとだめ、とかなりそう。まだ仕掛けがでかいし、セキュリティ等の問題も考慮しつつ、まずは場所を限定してデモ的に使うんでしょう。

2007年冬にホテルとか用に出るみたいですが、その前に8月のSIGGRAPHでもうちょっと変化があるのか、レポートがあれば期待したい。でもやっぱり画面が寝てても起きててもこのサイズでは腕やそれを支える首や背中が疲れそう。マウスはそれを手元でできるから素晴しいという部分もあるのになあ。

おまけ:
あと駅で切符が買えなくて「タッチ」スクリーンなのにぐりぐり押してるおばあちゃんを思い出した。

2007年05月31日

モネなど

今日は都内へ。

国立新美術館でモネの展覧会を見てきました。美術館とか行くとスイッチが入っちゃうタイプなんですけど、今回はにおいがしたり音が聞こえるように感じる作品があって、驚きつつも初めての感触で楽しめました。といっても数点だし有名なものとは限りませんが。いいなあ、あの共感覚な体験。

それにしても(時間帯もあるんでしょうけど)敷地の割に会場は狭くて混んでました。おしい。天井が高いのもあって、高層ビルに囲まれてるのに道は狭いまま、みたいな印象です。演出上コーナーの切り替わり部分で狭くしたっぽいところが逆にボトルネックになってたりしてたけど、地震とかパニック要因があったらどうするんだろ、とか。入場制限とか追越車線があればいいのに、とも思ってみたり。

渋滞学渋滞学
西成 活裕

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あとは、観光名所だし六本木だしという点では、作品鑑賞より作品名の確認に忙しいおばちゃん達とか、きれいな人や光ってる人がいていろいろ参考になりました。なんだそれ。タイからの観光客らしき人に道聞かれたり。この街もほかとは異なる空気があって面白いです。

それにしてもいつもはモニタばっかり見てるので、画材の持つ質感(絵筆も含めて描き手の動きとか、色の密度や重なりの順番とか、絵の具を盛ってる感じとか)が新鮮でした。楽しすぎ。モネ以外の作品も、みんな気にしてないだろうけど額縁(フレーム)も含めて、ありがとう。

おまけ:
本当はある人に勧められた『アルジャントゥイユの船着場』が見たかったんですけど、それは展示されておらず。というか先月まで東京都美術館で開催していた「オルセー美術館展」の方じゃないか...orz。いつになるかわからないけどフランス、いや、ヨーロッパ旅行の理由にすればいいや、ということにしておこう。

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